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こんばんは。二神です。(^0^)v
最近は雨が降ったり、晴天だったり、天候の変化が激しい日が続いていますね。
気が付けば8月も3分の1が過ぎようとしており、このままではあっという間に
8月も終わってしまうような勢いです。
時間の流れが速いと感じるからこそ、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
さて、最近患者さんとの会話の中で、最近物事があまりの覚えられない
という話がありました。
その方は特に痴呆があるわけでもなく、しっかりしている方なので、尚更、今の状態が
気になってしまっているようです。
ただ、何かを忘れることは、一概に悪い事だけではありません。
脳にはもともと記憶の喪失を促すためのメカニズムが備わっています。
実際に何をやっているかというと、記憶が保存されているシナプスの結合を弱らせたり、
時には遮断を行ったり、他にも、古い記憶の回路を上書きしていたりするようです。
脳はこのように記憶を消去することで、効率的に必要な新しい情報を記憶させている面もあります。
それは、出来事すべてを覚えていてしまうと、それこそ脳の情報処理が追い付かなくなり、
ショートしてしまいます。
人は忘れるという機能を使い、重要な大事な情報を選別して記憶に定着させているようです。
例えば、環境に大きな変化があった場合、脳の忘れるという作業があったからこそ、
新しい環境や情報に順応できるようにしていたり、事細かな情報を忘れ、
おおざっまな情報に変換することで、なんにでも使える一般的な情報に変換し、
臨機応変に対応できるようにしています。
私が小さい頃は自宅の電話番号や、複数の友達の電話番号までしっかり覚えていましたが、
携帯が普及した今となっては、全く覚えておりません。(笑)
実際に物を忘れ、記憶を曖昧なものにすることで応用の効いた物の考え方も生まれます。
例れば、何かの手料理をした時にこの料理には塩を使ったと、はっきり覚えている場合には、
次回、必ずその料理を作る時は塩を使います。
必ず、それでなければダメだという固定観念にとらわれてしまうのです。
それが、塩っぽいものを使ったなと記憶にあれば、塩じゃなくてもそれの代わりになるものでも
代用可能になります。
意外と忘れるという作業は、物事に対して柔軟に対応するためには必要不可欠な事のようです。
ただ、効率化の為の物忘れなのか、物忘れが単純に脳の機能としての低下によるものなのかは、
区別する必要があると思いますが。
ただ、一概に物忘れというものは悪いことではないという事は事実はある為、
時と場合により患者の状態をしっかり判断しなければいけませんね。
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こんばんは。齋藤です。
あっという間に8月に入り、そろそろお盆が近づいてきましたね。
お盆は7月と8月に行われる地域があるのですが、何で分けられているのでしょうか?
今回は、そういった所について書いていこうと思います。
一般的にお盆と言えば8月ですが、少し早い7月中頃に行われることがあります。
現代のお盆は、主に2つに分類されており、8月に行われているのが月遅れ盆、7月に行われているのが新盆と呼ばれています。
月遅れ盆は、東京と一部地域を除くほぼ全国で行われており、こちらが主流と言えるでしょう。
新盆は、東京や横浜など旧市街地が7月中頃に行われているようです。
時期は違えど、先祖の迎い入れ、送り出すという内容に大きな変わりは無いようです。
では、なぜ2つのお盆が存在しているのか、それは明治時代の改暦が関係しているようです。
明治5年、それまで日本が使用していた旧暦を、国際基準である太陽暦に変更しました。
その年は12月3日を年末とし、明けて12月4日ではなく、明治6年元旦としたのです。
この影響で、日本の各行事は30日ずれてしまい、もともと旧暦の7月中頃で行われていたお盆が、改暦後は8月中頃に行われる様になりました。
一部地域に残っている7月中頃のお盆については、都市部から離れた農村において、7月中旬はまだ梅雨が明けておらず、農業の繁忙期の為、普及しなかったという説があります。
また、東京で新盆が行われている理由は、天皇の意向が強い政府が置かれている首都で、新暦に従い、今まで同様に7月中頃に行うという事だそうです。
旧暦における7月中頃に行われていたお盆が、新暦で固定する為に8月15日を月遅れ盆。
これに対し、新暦でも同様に7月中頃、旧暦から考えると1ヵ月早い新盆となります。
新旧の解釈がやや、難解ですが、このように分けられているそうです。
続く
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