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こんばんは、坂口です。
来週月曜から春の土用入りをします。
以前、夏の土用について書いた時にも書きましたが、土用とは四立(立夏、立秋、立冬、立春)の直前約18日間の期間の事です。
立夏までの18日間が春の土用になります。
土用とは土旺用事を略した言葉で土の気が盛んになる時期になります。
昔から土用の期間は土を掘り起こしてはいけないとされています。
この期間は土を司るとされる土公神(どくしん)という神様が、土を支配している期間に当たり、
土をいじることで土公神の怒りを買い、祟りがあるとされています。
しかし土公神が天上に行き、地上にいなくなるとされる間日の日は土を触ることが許されています。
間日は季節ごとに決まっており、春は十二支の巳・午・酉の日になります。
今年は4月24日、25日、28日の3日間が間日です。
土用にまつわる習慣は、土用中は季節の変わり目であり、農作業など大仕事をすると体調を崩しやすいという先人からの戒めの言葉から誕生したとされます。
また土用は東洋医学では脾が関わっています。
先人の知恵を生かし、脾に負担をかけないよう心がけましょう。
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おばんでございます。樫山です。
東京では、桜の木も葉桜になってきております。
今週は、冬に逆戻りの気温になり一日中雨が降った日もあったり、いい天気だったのに急に雨が振ったりした日もありました。
また、週末に雨が降る事が多く、せっかくの桜もじっくり観賞出来なかったという人も多いと思います。
朝晩の冷え込みもまだまだきつく、春の主気である「風」の性質「よくめぐりしばしば変ず」をよく表している気候が続いています。
ここ最近の雨続きでも感じましたが、来月くらいからは梅雨の季節がやってきます。
毎年、梅雨の季節に体調を崩しやすいという方にとっては憂鬱な季節がやってきます。
梅雨には、主気である「湿」の影響で外湿が盛んな季節になります。
外の湿度の高さが身体に影響し、もともと身体に余分な水分を溜込んでいる人は体調を崩しやすくなります。
また、梅雨時期に盛んになる「湿」は胃腸の働きに影響しやすく、消化や水分代謝を弱らせやすくなります。
どうやったって梅雨がくるのは止められませんので、自分の身体を梅雨に対抗出来るように調える事が健康を保つには重要です。
梅雨の時期に向け、身体に余分な水分を溜めない、胃腸の働きを弱らせない事には、過食を避ける事や、適度な運動をする事が効果的です。
新生活が始まり、緊張感やストレスから解放された時に暴飲暴食をしてしまう事が多い人、忙しさから運動不足になりがちな人は今の時期からしっかりと予防していきましょう。
梅雨になってから体調を壊し右往左往する前に予防をしていくことは非常に効果的です。
梅雨時期に体調を崩す人もそうでない人も、今の時期から、身体の梅雨支度をはじめましょう!
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