東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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こんばんは。二神です。(^0^)v

 

 

先日の雪はすごかったですね。皆さんはどのように過ごしていたのでしょうか。

 

 

体調を崩している患者さんも多いので、皆さんも十分にご自愛ください。

 

 

往診中も、道路に雪が残っている部分がまだまだありますので、私も運転には十分に注意したいと思います。

 

 

 

さて、往診といえば先日、入社予定のスタッフに同行してもらい、患者さんへの治療を見学してもらいました。

 

 

私も清明院に入社した時はたくさんの先生に同行させて頂き、非常に勉強になったのを、

 

 

今でもはっきり覚えています。

 

 

振り返ってみて、あれから4年近くの月日が経っていると思うとあっという間だったなと

 

 

時の流れの速さを痛感します。

 

 

往診というものは、基本的に直接患者さんの自宅に伺うわけで、患者さんの性格や症状も

 

 

一人一人異なるのは当たり前の事、それ以外にも患者さんが生活している環境や、

 

 

一緒に住んでいる家族などとの関係も本当に様々です。

 

 

施術者は患者との関係だけではなく、それ以外の、家族や、施設なら施設のスタッフ、

 

 

住まいの環境など、様々な事を考慮し、臨機応変に対応しなければいけないことが多々あります。

 

 

治療ももちろんですが、意外にもそういう治療以外の部分も往診ではとても重要です。

 

 

例えば、患者自身との信頼関係はもちろんのこと、家族との信頼関係も治療を行う上では非常に重要です。

 

 

なかなか本人は意識できていない部分で治療に必要な情報を家族から教えて頂けることもあれば、

 

 

なかなか徹底の難しい普段の生活の中での養生なども気にかけてくれ、次回治療に伺った際に

 

 

報告してくれたりすることもあります。

 

 

逆に信頼関係が築けていない場合は、治療が上手くいかなかったり、最悪、本人や家族の意向により

 

 

治療が中断になってしまう場合もあります。

 

 

人が十人十色なように、家庭環境も本当に様々です。

 

 

この部分は意外とデリケートなもので、プラスにもマイナスにも働く可能性がある為、

 

 

今までの往診を振り返って考えてみても様々な出来事があり、正直反省点も多くあります。

 

 

同行というのは、治療を見学して勉強して頂くことももちろんですが、その家庭の雰囲気を感じたり、

 

 

患者本人や家族とのやり取り、声のかけ方などを勉強する上でも非常に意味があることだと感じています。

 

 

今回は、いろいろな事を振り返るいい機会になりました。

 

 

このような環境を与えて頂いたことに感謝をしなければいけないと思います。

 

 

しっかり、治療を行うことは当たり前の事、それ以外の部分も今一度自分を見つめ直して、

 

 

患者さんの為に自分に出来ることを最大限行えるように改善しようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんばんは 浅田です

 

 

 

日曜日は北辰会スタンダードコース大阪会場に参加してきました。

 

 

 

大阪でのスタンダードコースは今年度最後ということもあり、大変豪華な講義内容で、関東からも多くの先生が来られていました。

 

 

 

午前中は、山本克仁先生による「北辰会方式の問診」

 

 

 

各問診事項の臨床意義について、詳しく、面白く、イメージしやすいように山本先生の経験談も交えて講義して下さいました。

 

 

 

術者の常識が患者や世の中の常識ではない、ということを前提に考えることや、

 

 

 

Aという症状が出ているのなら、Bという症状が出ているのではないかと、こっちから予想して問いを投げかけることや、

 

 

 

ストレスの感じ方、感じる程度、感じる対象、解消法など、

 

 

 

問診をする上での重要なポイントを、明日から使えるようにわかりやすく説明して下さいました。

 

 

 

今まで考えた事なかったような内容が盛り沢山で、大変勉強になる講義でした。

 

 

 

 

続いては、油谷先生による「北辰会方式の体表観察」

 

 

 

体表観察で得た情報をどう弁証に結びつけるかを重点的に講義して下さいました。

 

 

 

各診察法の診断意義、各所見がどういった意味を示すのか、実際の臨床に沿った講義をして下さり、山本先生の講義と同様に、明日からの臨床に活かせる大変貴重な講義でした。

 

 

 

 

最後は新風先生による「北辰会方式の病因病理チャート作図」

 

 

 

問診、体表観察によって得た情報を基に、どのようにチャート化するか、というテーマで講義して下さいました。

 

 

 

特に主張して仰ってたのは、一本一本の→(矢印)の病機の意味についてです。

 

 

 

【七情不和】→【肝気鬱結】や、

 

【気滞血瘀】→【月経痛】

 

と書くならば、

 

この→(矢印)の内容を理解して、責任を持つことが重要だと仰っておりました。

 

 

病因病理チャートを作成する上でのポイントを説明して頂き、最後は例題に沿って、実際にチャート図を作ってみるというテストがあり、インプットしてアウトプットできる大変内容の濃い講義でした。

 

 

 

今週末は、東京会場で同じ題で講義があります。

 

 

講師の先生方の臨床経験上からお話して下さる為、題は同じでも、内容は違うと思うので大変楽しみにしてます。

 

 

 

 

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