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こんばんは。二神です。(^0^)v
毎日、暑い日が続いています。
ここから9月頃まで暑い日が続くと思うと考えただけで恐ろしいですが、体調管理には十分に
気を付けながらこの時期を乗り越えましょう。
さて、息子が最近お辞儀を覚えたようで、自分の中でブームなのか、いろいろな場面で
よくお辞儀をしています。
単純にお辞儀をすることで、人に褒められることが嬉しいだけなのかもしれませんが…(笑)
まぁ、お辞儀をすることは、相手にとっても悪い気はしない行為なのでよしとしています。
このお辞儀という動作は、日本人からすれば当たり前ですが、欧米人からすれば、
少し滑稽なものに映るようです。
欧米にもお辞儀に相当するようなものはあるようですが、それは身分が上の人に対する
敬意を表す行為のようです。
日本人は、身分が上の人にはもちろんですが、対等の人や、身分が下の人にも
当然のように行います。
実際にどんな時にお辞儀をしているのか考えてみると、挨拶をするとき、人と
すれ違ったとき、謝る時、お礼を言う時など、意外とお辞儀をする場面は多いです。
この、誰に対しても関係なく、いろいろな場面でお辞儀をするという行為は欧米の人から
見ると、不思議な光景に見えるのかもしれません。
日本人にとっては染みついた当たり前のような行為ですが、確かに、お辞儀の習慣のない
人から見れば、あちこちで頻繁にお辞儀の光景を見るでしょうから、不思議に感じても
おかしくないような気がします。
この頭を下げるという行為は、人体の中で最も無防備な首と頭を相手に見せることで
無抵抗であることを示す気持ちが込められています。
視線を相手から外すという行為も相手を信用していることの表れです。
欧米での挨拶は握手が一般的となっており、しっかりと手を結んではいますが、
頭は下げず、目線は相手から外しません。
これは誰に対しても信じ切ることはなく、相手に対して少しは警戒心を持っている
証拠なのかもしれません。
お辞儀の習慣が付いている日本人は、良くも悪くも簡単に人を信用しすぎる傾向に
あるのかもしれませんね。
お辞儀の語源は「時宜(じぎ)」であると言われています。
元々の意味としては、物事を行うのにちょうどいい時期という意味を示す言葉ですが、
時が経過するにつれて、ちょうどいい時間や頃合という意味や、状況に対する考えや
気持ち、状況を見極め対処するなど、言葉の意味が徐々に広がっていき、
考えや気持ちを表すことから、現在では適切な挨拶を意味する言葉になったと言われています。
美しいお辞儀の作法としても、息を吸いながらお辞儀をし、頭が止まったところで
息を吐き、頭を上げながら息を吸うという「礼三息」という一連の動作は有名です。
このような事からも、日本人のお辞儀という行為に対する深い意味やこだわりが見て取れます。
私もお辞儀は普段から当たり前のように行っていますが、このような意味を
しっかり理解した上で行うお辞儀は、相手に伝わる印象も変わってくるのかもしれません。
普段の挨拶は大切なコミュニケーションの一つですので、皆さんも
お辞儀というもの意味を理解した上で挨拶を行うと、よりよい人間関係が
築けるかもしれません。
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