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こんばんは。齋藤です。
だいぶ紅葉が進んできましたね。
往診中に紅葉を観すぎて、事故に合わないように気を付けたいと思います。
先日、七歳になる息子の上の前歯がポロッと取れました。
そう!乳歯から永久歯に生え変わったのです。
1ヶ月位前から、だいぶグラグラしていましたが、なかなか抜けず。
自分でも痛いからといって、なかなか抜かず。
イライラした父親(私)が、歯を磨いてあげるよー♪と、誘い出し、歯を磨くふりをして、歯ブラシでいじくり倒してたら、抜けてしまいました笑
虐待ではありません。。。。。。たぶん。
良く見てみると、永久歯がだいぶ生えてきており、下から乳歯を押し上げている状態でした。
歯が抜けている顔はかわいいのですが、どことなく間が抜けていますね。
本人はスースーして気持ち悪いと嘆いております笑
西洋医学的にどのように考えるのかというと、顎の中(乳歯の下)で永久歯のもとになる歯胚ができ、時間をかけて成長していきます。
そして、永久歯の歯冠部が完成し、歯の根の部分が作られ始めると、乳歯の根を溶かす細胞が現れ、永久歯の上にある乳歯の根は少しずつ溶かされていきます。
最後に、乳歯の根が溶けていくと、乳歯はグラグラになり抜け落ち、永久歯が顔を出します。
細胞が溶かしてくれて、生え変わっているんですね。
ちなみに、この歯胚ですが、妊娠中に作られているようです。
乳歯のもとになる歯胚は妊娠7~10週目に作られます。
永久歯の中で最も早く生えてくる第一大臼歯や前歯は妊娠3~5ヶ月頃に歯胚ができ、時間をかけて成長していきます。
生え変わりが始まる6歳頃には、顎の中で生える準備をしているようです。
実際に調べてみると、歯の1本1本生え変わる時期が細かく決まっているのですね。
では、東洋医学ではどのように考えられているのでしょうか?
続く
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こんばんは坂口です。
暦では冬に入りました。
寒さはどんどん厳しくなっていきます。
街中ではマスク姿の人を多く見かけるようになりました。
くれぐれも体調管理には気を付けてください。
小児の発育不全を東洋医学では五遅五軟といいます。
五遅は立遅、行遅、髪遅、歯遅、語遅の5つを、
五軟は頭軟、項軟、手足軟、肌肉軟、口軟の5つを表しています。
生まれた時、量の個人差はありますが髪の毛は生えており、
5~6か月で喃語を話し始め、
6~9か月で歯が生えだし、
11~12か月程度で一人で立ち上がれるようになり、伝え歩きも出来てくるようになります。
立ち上がり動作が出来ない事を立遅
歩けない事を行遅
髪が生えない、生えても黒くない事を髪遅
歯が生えてこない事を歯遅
言葉を話せるようにならない事を語遅と言います。
次回へ続く
参考文献
全訳中医小児科学
たにぐち書店
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2013.11.14
2016.07.20
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