東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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菖蒲③

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回のお話はコチラ

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

名前の由来もそれぞれ違います。

 

 

 

花菖蒲は、葉が菖蒲に似ていて、花を咲かせるからです。

 

 

 

あやめは、剣状の細い葉が縦に並んでいる様子が文目(あやめ)模様で、花の根元の部分が網目模様からの説などもあります。

 

 

 

かきつばたは、かきつばたの色(青紫)を染み出させ布などに書き付けた、つまり衣の染料に使われたことから「書付花」と呼ばれていたのがなまったものです。

 

 

 

では、花菖蒲、あやめ、かきつばたの違いは???となってきます。

 

 

 

咲く時期で比べてみると、かきつばた(5月中旬)、あやめ(5月中旬~下旬)、花菖蒲(5月下旬~6月下旬)花菖蒲は種類が多いため、長く咲いているようです。

 

 

 

時期ではしっかりと判別は難しいようですね。

 

 

 

咲く場所で比べてみると、あやめは畑のような乾燥地で栽培するのに適し、かきつばたは水辺などの湿地帯に適し、花菖蒲はその中間で畑地でも湿地でも栽培できるというのが簡単な違いです。

 

 

 

水辺で咲いているのは、花菖蒲かかきつばたで、あやめではない。

 

 

 

乾いた畑で咲いているのは、あやめか花菖蒲で、かきつばたではない。

 

 

 

あやめとかきつばただけの違いなら簡単なのだけど、ただ、花菖蒲がどちらにもまたがっているのでまだ決められないですね。

 

 

 

段々、弁証みたいになってきましたね。笑

 

 

 

続く

 

 

 

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立夏を過ぎました③

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こんばんは。上村です。

 

 

 

沖縄ではすでに梅雨入りしてますが、6月に入り関東地方でも梅雨の時期が近づいてきました。

 

 

 

前回は気温が高くなった時になりやすい病気や、養生について書きました。

 

 

 

前回ブログ  参照

 

 

 

今回は立夏を過ぎ梅雨の時期に、なりやすい病気について書いていきます。

 

 

 

今の時期は、比較的一年の中でも過ごしやすい時期になりますが、梅雨に入ると外湿により脾土が弱るので、飲食の不節制、生もの・冷たいもの・油っこいものの食べ過ぎ、酒の飲み過ぎなどで胃腸に負担をかけないないようにして、脾気を立て直しておくことが大切になります。

 

 

 

梅雨は非常に湿度が高くなり外湿が盛んで内湿を生じ、湿困脾土の病理を形成し、脾の運化・昇精の働きは弱り、脾の病証を発症しやすくなります。

 

 

 

具体的な症状として、四肢倦怠感、無気力、腹部の膨満感、食欲不振、浮腫などがあります。

 

 

 

 

続く、

 

 

 

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