東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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季節湯⑨

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラです。

 

 

 

作り方は生の葉30~40枚を布袋に詰めて煮出します。

 

 

 

煮汁ごと風呂に入れて、よくかき混ぜてから入浴します。

 

 

 

なんと、桃をそのままお風呂に投入するのかと思っていましたが、生の桃の葉を使用するのですね。

 

 

 

桃を煮詰めたやつを風呂に入れたら、ベトベトになりますもんね。

 

 

 

しかしこれは、自宅に桃の木があれば可能ですが、現代人にはなかなかハードルが高い雅なお風呂ですね。

 

 

 

現代でも、桃の葉エキスはボディーソープや、ボディーローション、化粧水などのスキンケアアイテムに使われていることからも分かるように、桃の中でもお肌に良い効果をもたらしてくれる部位が桃の葉です。

 

 

 

桃の葉にはタンニンという成分が含まれており、炎症を抑えたり、解熱などに効果があると言われています。

 

 

 

先人たちが、このような効果を知っていたのですかね。

 

 

 

日焼や虫刺され、あせもなどのお肌の症状を緩和してくれる、夏に心強い成分を、しっかりと利用していたようです。

 

 

 

今年の土用の丑の日は7月27日(土)です。

 

 

 

なかなか桃の葉を手に入れることができない方は、便利な桃の葉エキスがたっぷり入っているという謳い文句のある、桃の入浴剤はいかがでしょうか笑

 

 

 

もちろん、桃の葉を摘むことも、煮出す必要もなく、お手軽です。

 

 

 

また、鰻が苦手な方や鰻以外の土用丑の食材が手に入らなかった方など、今年の土用丑は「桃湯」で災厄を除けて、身体丸ごと艶やかに過ごすのはいかがでしょうか。

 

 

 

先人たちから引き継いだ季節ならではモノゴトも、楽しみ方は無限大。

 

 

 

現代ならではのお手軽さも賢く利用しながら、今年の土用丑も楽しんでまいりましょう。

 

 

 

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こんばんは。上村です。

 

 

 

雨が降ることが多く、まだジメジメとした天気が続いていますが7月になりいよいよ本格的な夏がやってきます。

 

 

 

私は出身が岩手県の為、夏が暑くても昼間だけで夜は気温がぐっと下がることが多く、夏だからといって寝苦しいとか、冷房をつけないと眠れないという体験を上京するまでしたことがありませんでした。

 

 

 

埼玉の気温の高い所で有名なところに、住んでいた時期はしんどかったですし、冷房の有難みを知りました(笑)

 

 

 

しかし、暑いからといって冷えた飲み物を飲み過ぎて過剰に水分を摂取したことで下痢をしてしまったり、冷房を夜中ずっとつけてしまい、冷えて風邪を引いたり夏に体調を崩した経験もあります。

 

 

 

もちろん、冷えたものを飲み過ぎたことや冷房で身体が冷えてしまったことだけが、体調を崩した原因とは限りません。

 

 

 

夏で陽気が強くなり体内に余分な熱がこもってしまい、普段以上に冷たいものが欲しくなり、胃腸に負担をかけてしまったり、睡眠不足や肉体疲労で、身体の免疫が下がっていたところに、冷房で寒邪がいつもより入り易くなったことが原因の場合もあります。

 

 

 

いつも往診で診させて頂いている患者さんの中には、毎年夏になると体調を崩しやすいので夏が来ると不安だと仰る方も多いように感じます。

 

 

 

普段からの生活で、不摂生をしていたり、自分はよかれと思ってやっていることも実は人によっては体調を崩す原因の一つになっている場合があります。

 

 

 

次回から、詳しく書いていきます。

 

 

 

続く、、

 

 

 

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