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こんばんは 浅田です
前回の続き
参照
今日は弦脈について
まずは弦脈の「弦」について調べてみましょう。
「弦」には、
・矢を飛ばすために弓を張るひも
・楽器で音を出すために張る糸
・弓張り月
(月の満ち欠けの上弦、下弦)
・時計のゼンマイ
という意味があります。
『景岳全書』には、
按之不移.鞭如弓弦.
と書いてあり、
弦脈は、指に押圧を加えて触れても脈は移動することなく、定位置で拍動しており、あたかも弓の弦のように堅い脈を言います。
堅い脈が左右に弾いて移動することはなく、いつも決まってビーンと定位置で打っている脈を指します。
「弦」の字の意味のように、弓を張るひもや糸を触っているかのように、長くまっすぐ堅い張った感触があります。
ビーンと張って堅い感じが、弓の弦、琴の弦の如し、と形容されます。
緊脈も同様に緊張感のある堅い脈ですが、緊脈の場合は、縄を堅く絞ったピーンと鋭い感覚があります。
弦脈の場合は、緊張して堅い脈だけれども、緊脈程の鋭く絞まった感じはない、堅く弾くような感覚があります。
緊脈と弦脈はどちらも堅い脈なので微妙な違いですが、多くの人の脈を診て経験を積み、しっかり鑑別出来ないといけません。
まずは、弦脈がどんな打ち方をしている脈なのかを理解しておきましょう。
続く
◆参考文献
『脈経』たにぐち書店
『中医脈学と頻湖脈学』たにぐち書店
『胃の気の脈診』森ノ宮医療学園出版部
『現代語訳景岳全書 脉神章』たにぐち書店
『中医臨床のための舌診と脈診』東洋学術出版社
『基礎中医学』燎原
『難経鉄鑑』たにぐち書店
『東洋医学の宇宙』緑書房
『現代語訳素問』東洋学術出版社
『漢辞海』三省堂
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こんばんは。松田です☆″
だいぶ暖かくなってきたので、冬服から春服に変えました。
本日3月26日は、あん摩マッサージ指圧師、はり師きゅう師国家試験の合格発表の日でした。
自己採点で結果は分かっていましたが、やはり大体予想通りでした。
発表後、受験生の受験番号と照合して確認し、照合を終えたら、学校の合格率を出します。
全国の合格率と不適切問題等がHPでアップされ、各学校にFAXで送られてきますが、今回は素直な問題が多く意見も少なかったためか、問題も適切なものばかりでしたね。
昨年同様、全員とはいきませんでしたが、全国平均以上の合格率は出ました。
いつものことですが、結果発表が終わるとやっと肩の荷が下りたなって感じがします。
特に今年度は、色々と国試に対してのサポート体制も万全にはできず大変だったので、結果がどうあれ終わってホッとしています。
4月から2021年度が始まります。
今年度よりは授業や実習等もある程度普通に実施する予定なので、教育の充実度や精神的な余裕なども少しは違ってくるのかなと思います。
良い方向に変化していくことを願いながら、新年度をスタートしたいと思います。
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