東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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六淫の外邪⑪

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

あっという間に6月になりましたね。

 

 

 

暖かくなって過ごしやすくなってきたなと思ったら、もう梅雨が近づいてきています。

 

 

 

過ごしやすい時期はあっという間に終わってしまいますね。

 

 

 

これまでのブログはこちら。

 

六淫の外邪

六淫の外邪②

六淫の外邪③

六淫の外邪④

六淫の外邪⑤

六淫の外邪⑥

六淫の外邪⑦

六淫の外邪⑧

六淫の外邪⑨

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

火邪の特徴について、簡単ではありますが、引き続き書いていこうと思います。

 

 

 

・火は生風・動血しやすい

 

 

 

火邪は津液を焼灼し、甚だしければ陰血を消傷する為、肝血が筋脈を濡潤できなくなり、四肢の痙攣、頚項のこわばり、全身が弓なりに反ってしまう後弓反張、眼球が上方を向いてしまう上方注視などの、肝風内動が発生します。

 

 

 

キャンプファイヤーを想像してみてください。

 

 

 

焚火でもいいです。(笑)

 

 

 

火が発生すると、火の粉を巻き上げる様に、風が発生しますね。

 

 

 

風邪の特性は、「動を主る」でしたね。

 

 

 

肝は筋肉や風との関わりが強く、血を蔵していることにより、機能を発揮します。

 

 

 

火邪により、血を消耗し、血が筋肉を栄養することができなくなり、振戦や痙攣などの症状、いわゆる風が発生します。

 

 

 

火邪は夏だけではなく、他の季節にもみられ、外感・内傷病問わず現れます。

 

 

 

また、体内の火邪が強くなることにより、血流速度が増します。

 

 

 

そのことにより、脈管と血液の間に摩擦熱が生じ、血管が破れ、出血します。

 

 

 

いわゆる、迫血妄行というものです。

 

 

 

もちろん、火=出血というわけではなく、脾の統血作用の失調や、気の固摂作用の失調でも出血は起きる可能性はあるので、原因をはっきりさせる必要があると思います。

 

 

 

また、先程も書いたように、外感病によるものなのか、内傷病によるものなのかの判断も必要になってきますし、火が体のどの深さまで影響し、気や血、津液どの臓腑にまで影響を与えているかなどを確認する必要があると思います。

 

 

 

参考文献

『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)

『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『内経気象学入門』 著:橋本浩一 (緑書房) 

『中医弁証学』著:兵頭明、 柯雪帆 (東洋学術出版)

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

 

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 
 
 
 
ジメジメした日が続きますね。
 
 
 
 
カッパ、長靴が大活躍です。
 
 
 
 
早く、梅雨明けしてほしいですね。
 
 
 
 
関東はまだ、梅雨入りすらしていませんが。(笑)
 
 
 
 
それでは、前回の続きです。
 
 
 
 
前回の話はコチラ
 
 
 
 
新しく齋藤家の一員として加入した、黒猫の「マメスケ」は、あっという間に馴染んでいます。
 
 
 
 
これまで動物を飼ったことがなかったので、動物と生活する事が想像できなかったのですが、実際に飼ってみるとかわいいものですね。
 
 
 
 
そんな中、自宅付近で子猫の泣く声が連日、続きました。
 
 
 
 
ご近所さんと一緒に探してみると、痩せ細った子猫が一匹いるではないですか。
 
 
 
 
生後一ヶ月位の子猫で、かなり弱っていたので、近所の動物病院へ。
 
 
 
 
入院して点滴治療して、無事退院したのですが、問題になるのが、この先どうするの?という事でした。
 
 
 
 
家族で色々と協議した結果、齋藤家で飼うことになり、約一ヶ月位で一気に猫が二匹加わるということになりました。
 
 
 
 
猫を二匹も飼うなんて、全く想像できなかったので、本当に自分でもびっくりです。
 
 
 
 
ちなみに、メスの三毛猫で、名前は息子が命名し、「ウニ」に決定。
 
 
 
 
いつもの通り理由は不明です。(笑)
 
 
 
 
知人が言うには、三毛猫には商売繁盛のご利益あるとのことで、その迷信にすがりながら長く一緒に生活していこうと決めた、5月の下旬でした。
 
 

 

 

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