東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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猫の日

 

 

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こんばんは。齋藤です。
 
 
 
 
暖かくなったかと思いきや、気温が一気に低下する日を繰り返していますね。
 
 
 
 
風邪を引かないよう、充分お気をつけください。
 
 
 
 
本日は2月22日ですね。
 
 
 
 
皆さん、何の日かご存じでしょうか。
 
 
 
 
「にゃんにゃんにゃん」ということで、猫の日です。
 
 
 
 
一昨年から猫と一緒に生活しており、メロメロになっている人間としては、非常に重要な日です。
 
 
 
 
この猫の日ですが、「日本猫の日実行委員会」が猫の鳴き声の語呂合わせで、1987年に制定した日です。
 
 
 
 
猫の日は、決して日本だけにとどまりません。
 
 
 
 
アメリカ、ロシア、イギリス、台湾などでも、猫の日が制定されております。
 
 
 
 
ちなみに、「世界猫の日」というものもありまして、2002年にカナダに本部がある「ifaw(国際動物福祉基金)」が制定したようです。
 
 
 
 
日本では猫の鳴き声は「にゃー」と表現しますが、ニワトリの鳴き声同様、各国で表現方法が違います。
 
 
 
 
アメリカでは「mew(ミュー)」、イギリスでは「meow(ミャウ)」、フランス語では「miaou(ミャウ)」、ドイツ語では「miau(ミアォ)」、スペイン語では「miau(ミャウ)」イタリア語では「miao(ミャーオ)」、ロシア語では「мяу(myau/ミャーウ)」中国語では「喵(miao/ミャオ)」などなど、表現が違うようですが、日本だけ若干逸脱していますね。
 
 
 
 
日本語の猫の鳴き声ですが、初めから「にゃー」という表現ではなかったようです。
 
 
 
 
もともと英語などに比べ、擬音語や擬態語の種類が豊富であるとされている日本語ですが、その成立にはさまざまな変遷があるようです。
 
 
 
 
平安時代は「ねうねう」と書いて「ねんねん」と読み、鎌倉時代は表記も発音も「ねうねう」となりました。現在の「にゃーにゃー」となったのは、こちらも江戸時代からとなります。
 
 
 
 
表記と発音が違うとは、日本語は複雑ですね。
 
 
 
 
ちなみに、犬は平安時代には「ひよ」、室町時代に入って濁音がつき「びよ」「びょう」、江戸時代になってからは「わん」と表現されるようになりました。
 
 
 
 
面白いですね。
 
 
 
 
世界で猫談義に花を咲かせ、早く戦争の無い状況になって欲しいと願いながら、我が家の猫たちに、「〇ュール」でも特別にあげたいと思います。
 
 
 
 
参考サイト
にゃんペディア https://nyanpedia.com/
猫との暮らし大百科 https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/
 
 
 

 

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痰飲病機㉒

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

前回は、脾に痰が停滞した時に関して、書きました。

 

 

 

今回は、腎に痰が停滞した時に関して、書いていこうと思います。

 

 

 

今回も簡単なおさらいから。

 

 

 

腎の働きは色々とあります。

 

 

 

「生殖・発育を主る」、「二陰を主る」、「水を主る」などあります。

 

 

 

「生殖・発育を主る」について。

 

 

 

腎が蔵している腎精は、「先天の精」「後天の精」より、生成されています。

 

 

 

「先天の精」は、両親より受け継いだ人体の陰液の根本で、先天的な体質の強弱を決定します。成長・発育・生殖の最も根本的な基礎であり、生命活動の動力源で、「生殖の精」とも呼ばれ、精子や卵子の生成に関わりが深いです。

 

 

 

また、腎は「水を主る」との通り、肺・脾・三焦と連携し、腎の気化作用により、小水を排出します。

 

 

 

痰が腎に停滞することにより、遺精、インポテンツ、無月経症、男性の生殖不能症、腰痛、などの症状が出ます。

 

 

 

腎は下焦に位置しますし、腰は「腎の腑」とも呼ばれているため、腰に関する症状が多く出てくるのが特徴的です。

 

 

 

これらの症状は、痰が腎に停滞することだけで発生するものではないので、何が関与しているのかしっかりと情報を把握することが重要になってくると思います。

 

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 

 

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