東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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気の病④

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は、防御作用に関して、書いていこうと思います。

 

 

 

気の防御作用とは、主に外邪からの侵入を防いだり、侵入した邪気を追い出したりする働きのことをいいます。

 

 

 

外邪って??ということになりますが、東洋医学では、六淫の外邪というのが、存在します。

 

 

 

風邪、湿邪、暑邪、燥邪、火邪、寒邪、これら6種類の邪気を六淫の外邪といい、これらの邪が、身体の外から、襲ってくると考えられています。

 

 

 

そして、身体への侵入を防ぐのが、衛気と呼ばれるものです。

 

 

 

衛気とは、主に体の肌表を護ります。

 

 

 

肌表とは、肌肉、皮毛を指します。

 

 

 

肌肉は皮下・筋肉組織、皮毛は汗腺、皮脂腺を含めた皮膚の表層をさします。

 

 

 

簡単に考えると、身体の皮膚表面の部分ですね。

 

 

 

基本的に、外邪と呼ばれるものは、身体の皮毛や、口鼻から侵入してくると考えられています。

 

 

 

その為、何かしらの原因により、防御作用が低下すれば、外邪が侵入しやすくなります。

 

 

 

しかし、多少邪気が入ったとしても、防御作用がしっかりしていれば、自分の力で、邪気を追い出すことができます。

 

 

 

この防御作用が、我々の知らないところで、日々、身体を護ってくれているのです。

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

 

蒸し蒸しする日が増えてきましたね。

 

 

 

 

 

今回は火邪についてです。

 

 

 

 

 

火熱は一般的には夏の季節に盛んですが、火邪は暑邪ほどはっきりした季節性はありません。

 

 

 

 

 

火は陽邪です。

 

 

 

 

 

 

また、火は六淫のひとつですが、陽熱性の発病要因を包括しています。=温邪、熱邪、暑邪、伝染性の疫癘病邪も含みます。風、寒、湿、燥の他の六淫の邪気も病理過程で、鬱して加熱し、熱を発生させることがあります。

 

 

 

 

 

 

六気は全て火に従化しうるの説の通り、外感火邪の多くは直接温熱邪気を受けるか、その他の外邪を受け、それが鬱して除去できないことにより、化生したもので、外感熱病に多く現れます。

 

 

 

 

 

 

性質は昇騰炎上です。上逆の勢いと炎上する性質を持っています。

 

 

 

 

 

火は炎熱のようにものを焼きます。

 

 

 

 

 

症状としては、高熱、煩渇、顔と眼の紅潮、舌は紅、脈は洪

 

 

 

 

 

火は炎上、上へ向かうため、症状が人体の上部に出ることが多いです。

 

 

 

 

 

肝胆の火が衝き上げると、顔面紅潮、目の充血、口苦

胃火が燃え上がると歯肉の腫れ、痛み等の症状が出てきます。

 

 

 

 

 

また、火邪は陰津を消耗しやすい特徴があります。

 

 

 

 

火が盛んになると、必然的に津液を焼くか外泄させます。陰液を消耗しやすいため、咽喉が渇き、口渇し、よく水を飲む、便秘、尿量減少等の症状が出ます。

 

 

 

 

そして、津液と共に気も消耗します。

 

 

 

 

通常火は気を発生させますが、過度に亢った火は元気を消耗させます。

症状としては、発熱、倦怠感、精神疲労、無気力、気力が続かない、皮膚、四肢の冷え、発汗等です。

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

参考文献

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著 柯 雪 帆

『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一

 

 

 

 

 

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