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おばんでございます。樫山です。
東京ではここ数日、気温が下がり、あいにくの天気が続いています。
ずいぶん前に梅雨明けとはなりましたが、曇りや雨の日ばかりです。
特にここ2、3日はグンと気温が下がり、半袖では寒いと感じる程で、夏が通り過ぎて秋が来たのかと錯覚してしまいます。
この天候のせいで風邪を引いてしまった方も多いのではないでしょうか。
我々が見させて頂いている患者さんの中にも風邪を引いたという方が多くみられています。
本来ならば、暑邪や熱邪が盛んになる季節ですが、最近は真逆の現象が起きています。
この季節外れの天候の際は、病邪としての作用が強く、容易に外邪が侵入しやすくなります。
一定した気候であれば体もそれに順応していきますが、急激な変化に対しては誰しもが外邪を受けやすい状態になってしまいます。
よく言う、体がついていかないと表現される状態です。
また、外邪を受けてどういう症状が出るか、咳が出るのか、鼻水くしゃみが出るのかというのも、人それぞれで違い、もともとの体質や、直近の過ごし方などによっても変わってきます。
天候の変化と、患者個々によって違う風邪の症状。
そこをどう見分け、対処していくのかが治療する側では重要な事と同時に、難しい点であります。
※関連ブログ
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おばんでございます。樫山です。
夏になり気温が高くなってくると、町内放送などで「光化学スモッグ注意報」が発令される事があります。
今まで私はあまり気にした事はありませんでしたが、先日ふと町内放送の音声が耳に入ってきました。
光化学スモッグとは、光があたる事によってできる、煙・霧の事で、大気中の物質に光があたることにより別の有害な物質に変化した物です。
その有害な物質が、人体にも悪影響を及ぼすので、注意報が発令されます。
工場の煙や車の排気ガスなどが紫外線にあたることによって発生し、まさに風がなく高気温が続く夏の時期に発生する確率が高くなります。
真夏に晴れているのですが、何か霧の様なモヤがかかっている時がありますが、あれが光化学スモッグという事です。
光化学スモッグによって起こる症状としては、目がチカチカする・眼の異物感などの目の症状や、喉痛、咳、頭痛などが多いという事です。
対処法は外出しない事、、、だそうで、一般的なマスクをしても防ぐ事は出来ないそうです。
とはいっても、もちろん全員が全員、症状が出る訳ではありませんので、体調の良くない方や高齢者や子供など抵抗力が低い人は注意は必要です。
東洋医学で夏の時期には暑邪の力が強くなります。
※暑邪について関連ブログ
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いつの時代でも季節性の天気の変化と、社会環境による身体への影響が出てきます。
名を変え、形を変え色々な概念が出て来ますが、一番は受け手の人間側の防御力が高ければ何の影響も出ません。
日頃の養生と鍼治療などで、外からの異物に負けない体づくりが一番です。
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2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
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