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こんばんは 浅田です
最近は毎日気温が20度を越え、少し動くと汗ばむようになってきました。
暑くなってきて、これから増えてくる症状は汗疹(あせも)です。
今日は、この汗疹について書いていきます。
汗疹は、中医学では「痱瘡」といいます。
「痱」は、汗がスッキリ出ない為に生じた皮膚病を指します。
「痱瘡」の別名には、「疿汗疹」、「痱子」、「疿瘡」等があります。
痱瘡は、熱が盛んになり、陽気が腠理から発泄される時に、寒風、寒水、皮毛の湿汗等が腠理を塞ぐ事で、発泄されるべき熱が皮毛腠理に鬱滞している状態です。
冷えや拭き残した汗だけでなく、物理刺激や衣類の圧迫によっても、腠理の局所的な開闔不利が生じ、皮毛に熱が鬱滞してしまいます。
主な症状としては、皮膚が熱を持ち発赤し、広範囲に扁平性の丘疹ができたり、小水疱ができ、痛みや痒みが生じます。
程度が軽ければ「痱」となり、重ければ「痤(ニキビ)」となります。
熱の発生原因と、腠理の開口を妨げている原因に対して治療することがポイントとなってきます。
皮膚に物理刺激を与えたり、汗を放置すると痒みが出るスタッフがいるので、暑邪が厳しくなる前に治療しておこうと思います。
参考文献
『中医皮膚科学』 東洋学術出版社
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こんばんは。上村です。
涼しくなったと思ったら残暑が厳しく、気温の変化についていけず、体調を崩す方が多いように感じます。
皆様もお気を付け下さい。
前回は、湿邪が関わってくる夏バテに書きました。
今回は、「伏暑」について書いていきます。
伏暑は、夏季の不摂生により暑邪、湿邪の影響を受けて、すぐ発症せずに伏在し秋から冬にかけて発症します。
症状としては、悪寒、発熱、心悶、口渇、口乾、腹が張るなどがあります。
邪が侵入する場所によって、症状や治し方が変わってきます。
今は健康でも、過ごし方を誤ってしまうと、秋や冬に体調を崩してしまいます。
この時期の過ごし方をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。
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