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こんばんは。齋藤です。
西日本では既に梅雨入りし、関東は平年ですと6月6日頃とのことです。
気温が徐々に上昇した時に雨が降ると、カッパを着た時に蒸れて発汗多量になるので、非常に嫌な季節になります。
それでは前回の続きです。
前回の話はコチラ。
今回は、暑邪について書いていこうと思います。
暑とは夏の主気で、火熱によって化生されます。
諸説ありますが、近年は地球が温暖化しているということで、暑邪の強さは昔に比べて増していると考えられます。
それでは、暑邪の特徴について書いていこうと思います。
暑は陽邪であり、その性質は炎熱である
暑とは火熱の邪気として考えられ、性質は炎熱であり、陽邪として考えられます。
陽邪という事なので、上半身を中心とした症状が出てきます。
暑邪が人を損傷すると、内熱が強くなることで、高熱・煩渇・多汗・小便が減少して赤いなどの、熱の症状が認められます。
身体の中の熱が強くなることにより、化火、上炎し、目赤、顔面紅、頭痛などの症状が出てきます。
心の臓に影響を与えると、精神活動を統括している神にも影響が出てきてしまい、不眠や焦燥感、更に悪化すると、狂躁や意識昏迷などの精神症状も発症します。
真夏の時期に、外でずっと遊んでいたりすると、熱中症をおこしますが、その様な感じですね。
参考文献
『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『内経気象学入門』 著:橋本浩一 (緑書房)
『中医弁証学』著:兵頭明、 柯雪帆 (東洋学術出版)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
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こんばんは!樫部です。
本日は前回の続きで、「少気」について、お話ししていきたいと思います。
前回のお話はこちら!
少気は、短気と同じ「息切れ」というカテゴリーでありながら、
呼吸が短く静かな呼吸をして、「ハァハァ」大きな音が出ない特徴があり、虚証でみられる特徴があります。
この場合、息をしても吸い足りない感覚があります。
そして、少気の弁証分類は、主に5つあります。
1.肺気虚
肺気が虚すことで、息切れが引き起こされます。
気虚の程度によっても変化しますが、入浴や運動などの肉体的負荷が掛かると、息切れが増悪する特徴があります。
その他にも声に力が無かったり、呼吸が弱かったり、風邪を引きやすいといった症状がみられます。
2.心気虚
虚弱体質、久病、思慮過度、心労により、心気が不足すると、心気の機能を保つために肺気が補助しようと活発になり、息切れが起こります。
その他に、心悸、眠りが浅い、中途覚醒といった不眠の症状がみられます。
3.脾気虚
虚弱体質、久病などで脾気が虚し、運化が低下すると、水穀の精微を化生出来ないため、気の産生が不足すると息切れが引き起こされます。
この場合、息が切れて喋ることが億劫になり、空腹感なく、少食となります。
便は泥状で、倦怠感もみられるようになります。
4.腎不納気
肺気虚から進展して腎気虚が悪化すると、納気出来なくなります。
この場合の息切れは、身体を動かすことが増悪因子となります。
また、話すのが億劫となったり、腰や膝に力が入りにくくなったり、自汗がみられます。
5.熱傷気陰
この場合はパターンが2つあります。
1つ目のパターンは、外感熱病の後期の息切れです。
邪熱が肺胃に侵入し、気や津液を消耗した場合に引き起こされます。
この場合、倦怠無力感、るい痩、舌苔が薄く乾燥、口乾を随伴します。
2つ目のパターンは、暑邪によるものです。
「暑は気を食む」徒いわれる通り、暑邪によって気・津液をひどく消耗した場合に、息切れがみられます。
この場合、倦怠感、身熱、多汗、口渇多冷飲がみられます。
少気についてのお話は以上になります。
次回は「眩暈」についてお話ししていきたいと思います。
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
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