東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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お彼岸

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こんばんは坂口です。

 

 

 

 

二十四節気では春分に入りました。

 

 

 

 

 

昼と夜の長さがほぼ同じになり、春の到来を告げる日でもありますね。

 

 

 

 

 

七十二侯では雀始巣(すずめはじめてすくう)

 

 

 

 

雀が枝葉を集めて巣を作り始めます。

 

 

 

 

雀は季節の花である桜を啄んで花の蜜を食べてしまいます。

 

 

 

 

 

長く桜を楽しみたいので食べ過ぎないで欲しいものです。

 

 

 

 

 

またこの時期はお彼岸でもありますね。

 

 

 

 

春分の日を中日に前後3日間の計7日が春のお彼岸です。

 

 

 

 

春のお彼岸といえば牡丹餅をお供えしますが皆さんは食べましたか

 

 

 

 

 

牡丹餅は春の花である牡丹に見立てた事から牡丹餅となったそうです。

 

 

 

 

 

牡丹餅は小豆ともち米から出来ていますが小豆には魔除け、米には五穀豊穣の意味が込められています。

 

 

 

 

 

 

御先祖様への感謝を忘れず、家族の健康を願いながらお供えやお墓参りをしないとですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カレーなるお話

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は前々回のお話の続きをさせていただきたいと思います。

 

 

 

以前のお話はこちら!「華麗なる香り」

 

 

 

花粉症をお持ちの方がはっきりと症状を自覚し始める時期、私はなぜかスパイシーな「カレーの香りがするもの」が無性に食べたくなるというお話でした。

 

 

 

このような話を聞くと、カレーが好きな人なんだなと思われてしまうのが普通だと思います。

 

 

 

しかし、東洋医学的にみると、いろいろな情報が詰め込まれた現象であることが分かります。

 

 

 

「この時期に」というのが、今回のポイントだと思っております。

 

 

 

ちなみに今年は2月上旬頃から現在までこの症状が続いております。

 

 

 

この頃は二十四節気から考えても、立春から春分の期間と、より春の色が濃くなってくる時期ですね。

 

 

 

東洋医学的には、植物の種のように気を散らさないように下へ下へと蓄えられていたものが、

 

 

 

春を迎えることで草木が芽吹き、上へのびのびと育っていき、発散されるような変わり目とされています。

 

 

 

つまり、そういった時期にわざわざ、カレーの香りを求めていたのですが、

 

 

 

「カレーの香りがするもの」を摂取することで、下に降ろし蓄えていた気を上へと発散する手伝いをしているのではないか?ということが言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

【参考文献】

基礎中医学 神戸中医学研究会

鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 緑書房

鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践編 緑書房

 

 

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