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こんばんは。二神です。(^0^)v
本格的に寒さも厳しくなり、往診中にホッカイロが欠かさなくなってきました。
寒くなってくると体調を崩す方も多いので、皆さんも体調管理には十分に気を付けてください。
それでは、前回の続きを行きましょう。
前回のブログは → こちら
今回はいよいよ参拝です。
ここで重要なのは「二礼二拍手一礼」です。この作法は有名なのでみなさんも
知っているとは思います。しかし、意外にもこの作法が確立されたのは
戦後以降で最近の話です。
なぜ戦後に確立されたのかは、簡単に言うと、GHQが占領政策の一つとして、
戦争にも利用されていた国家神道を否定するために、神道を一般的な宗教に
格下げする必要があり、その為に神社参拝の様式を定める必要があったためです。
それまでは、神社参拝やお祈りの作法は自由だったとされています。
本来は形よりも心持ちの方が大事になってきます。そのため戦前は特に決まり
などなく自由だったのかもしれません。
その為、現在では一般的には二礼二拍手一礼が基本ですが、それ以外の作法を
使用しているところもあります。
有名なところでは一拝、一祈念、二拝、四拍手、一拝を正式な作法としている出雲大社。
他にも伊勢神宮では八礼八拍手を正式な作法としているそうです。
数自体は多くないですが、二礼二拍手一礼は戦後にできたルールなので、
それ以外のものがあっても全く不思議ではないですね。
では、簡単に二礼二拍手一礼をどのように行うのを説明します。
1、90度の深いお辞儀を2回行う。(二礼)
2、胸の高さで手のひらを合わせます。この時、右手は少し下にずらします。
3、そのままの状態で拍手を2回行う。(二拍手)
4、両手の指先をそろえて神様へ拝みます。
5、手を下ろして、もう一度深くお辞儀を一度行う。(一礼)
深くお辞儀をすることで神様への敬意と感謝を表します。手のひらをずらすのは、
まだ、神様と一体となっていないことを表し、神様よりも一歩下がることで
敬意を表します。
拍手は音により邪気を払うとされ、指先を合わせることで神様と一体になれると
されています。
そして、神様と一体になったら一心に祈るのです。
他には、お賽銭は5の倍数がいいとされ、これは「ご縁」にかけていると言われています。
また、参拝に行くとおみくじを引きたくなるという方はいないでしょうか。
私は初詣や節目の時期にはおみくじを必ず引きます。(笑)
おみくじは大吉が出る人もいれば、凶が出る人もいますが、意外にもこのおみくじは
引き直しをすることができます。
違うと思ったものは境内の神木に結び、これだというものに恵まれたら、
財布やカバンに入れて持ち歩けばご利益があるとされています。
私個人としては運試しみたいなところもあるので、あまり引き直しはする気が起きず、
私は引き直しをしたことはありませんが、人によってはおみくじを引き直すことで
運気を呼びこむことができるかもしれませんね。(笑)
調べ直してみるといろいろな発見があり、自分が当たり前に行っていても
理解しきれていない部分がたくさんありました。
皆さんも、しっかり理解した上で礼を忘れず参拝とすると、今までの参拝とは
一味違った気持ちで参拝できるかもしれません。
機会があれば試してみてください。
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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
今回は、きんぴらごぼうのメインである、ごぼうを西洋医学的にどのような効能があるのかを書いていきます。
まずは、歴史から。
ユーラシア大陸が原産と言われており、日本に野生種は存在しておらず、渡来したものとかんがえられています。
古いものでは、縄文時代の貝塚から牛蒡の種子が発見されており、渡来時期には諸説ありますが、奈良~平安時代頃に、改めて「牛蒡」として中国から伝えられたとされております。
中国では、主に薬用として使用されており、食用としてはほとんど使用されておらず、日本では中国から伝来した当初より、主に食用として使用されているとのことです。
世界的にも、牛蒡を食べる人種は少なく、大東亜戦争中にアメリカ人の捕虜に対して、捕虜施設責任者が食事としてごぼうを食べさせたところ、戦後の裁判で「捕虜に木の根を食べさせた」と罪に問われてしまうくらい、海外では食用としては、あまり認知されていない様です。
ちなみに、きんぴらごぼうは江戸時代に流行した、「日々徳用倹約料理角力取組」(相撲番付の倹約おかず版)では、精進料理部門の小結として、記載されている位、食用としてなじみのある食材でした。
こんなにも、海外との認識の差があるのは驚きですね。
よく牛蒡は、食物繊維が豊富といわれておりますが、他の食材(人参や大根など)に比べても、圧倒的に豊富に含まれております。
その食物繊維が豊富に含まれていることで、食べたものがゆっくりと胃腸を通過し、血糖値の上昇を抑える効果や、腸の中で水分を吸収して膨らみ、かさを増すことで腸管を刺激し、便通を良くするなどの働きがわかっています。
そして、ごぼうにはポリフェノールのクロロゲン酸やタンニンという成分も含まれており、これらは抗酸化作用があるため、老化の予防効果も期待できます。
また、アンチエイジング効果のある抗老化成分で注目が集まっているレスベラトロールも含まれています。
他にも、生理不順の改善や、抗菌、抗真菌作用などがあります。
便秘を解消してくれて、老化の予防までしてくれる素敵な食材牛蒡。
今後も、この食材を食べる数少ない人種として、しっかりと後世に伝えて行きましょう!
続く
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