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こんばんは 浅田です
先週に続いて今日は、弁釈鍼道秘訣集の三章「心持之大事」で心に響いた言葉をご紹介します。
前回の記事
・臓腑経絡に基づいて治療するが、最終的に大切なのは直感である。
・理屈を越えて、なんとか治ってほしいと、それだけになる時、臓腑経絡を越えて直感が働く。
・なんとか治ってほしいと一念になった時、本来的自我が輝き出して直感が閃くことで、素問、霊枢どころかもっと素晴らしい治療ができる。
・素直でとらわれのない、力みのない気持ちで、純粋に治ってほしいという思いで患者に向かい治療することで、脈がどうとか、何分置鍼しようなどと意識せずとも、自ら適切な治療ができるようになる。
毎日勉強している多面的観察や臓腑経絡学ももちろん大切で、必要不可欠ですが、それ以前に、目の前の患者にどうしても治ってもらいたいという気持ちで治療することが、医療人として大事であり、大前提だということが伝わってきます。
目の前の患者の症状に同苦し、如何に患者に共感できるかで、その病が治るか治らないかが変わってくると思っています。
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こんばんは 浅田です
今日は、『弁釈鍼道秘訣集』の最初の章「鍼道秘訣集序」の中で心に響いた言葉を紹介します。
・雑念、邪念のない素直な気持ちで、患者さんにひたすら対応する時こそ、治療家の本来的自我が輝く。
・本来的自我に基づいて生体を見ていくと直観が出てくる。
・何も教わらない内でも素直に腹を触ってみれば、硬い、軟かい、熱い、冷たいなどが大体わかる。
・苦しんでいる患者さんになんとか楽になってほしいと、一生懸命治療することが医の原点である。
目の前で苦しんでいる人を、心の底から治したいと思って身体を診る時、絶対治るという強い自信を持って治療できます。
それは夢分流で強調している、「あなたの持っている素晴らしいものに頼って診断、治療をしない」という言葉があるからです。
私は弁釈鍼道秘訣集に書いてある、夢分流のこれらの言葉に支えられ、今、自信を持ち治療できています。
「弁釈鍼道秘訣集」を含む記事
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