東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風邪⑲

 

 

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こんばんは、永井です。
 
 
 
 
 
暑い日が続いていますね。
 
 
 
 
 
今回は太陰病についてです。
 
 
 
 
 
太陰病は三陰病の最初の段階です。
 
 
 
 
 
 
 
病が三陰に入ると、虚寒の病変がメインになります。
 
 
 
 
 
 
太陰病は主に、太陰脾の虚寒証を呈します。脾の重要な働きに運化作用というものがあります。
 
 
 
 
 
 
これは摂取した飲食物の栄養分を全身(臓腑、四肢)へ巡らせる働きのことです。
 
 
 
 
 
 
 
 
脾陽が虚すると、この運化作用が上手くできず、寒湿が化せず、太陰病を形成する流れになります。
 
 
 
 
 
 
太陰病を呈するには、伝経、寒邪の直中、誤治により脾陽が損傷しての発症があります。
 
 
 
 
 
 
所見としては、腹満して時に痛む、食下らず、嘔吐、下痢などです。
 
 
 
 
 
 
三陰は三陽の裏ですが、この三陰にも表裏があります。
太陰臓病、太陰経病、その二つが同時に起こるものに分けられます。
 
 
 
 
 
 
次回へ続きます。

 

 

参考文献

『中国傷寒論解説』 著者:劉 渡舟

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

『中医基本用語辞典』監修:高金亮 主編:劉桂平、 孟静岩

 

 

 

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで「寒湿と風湿痺の足痛」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
いずれも湿邪による足痛ですが、病因病理は異なります。
 
 
 
寒湿の足痛は、発汗後に冷水で足を洗ったり、寒冷で湿気の多いところに長時間立っていたりすることにより、寒湿の邪が侵入して起こります。
 
 
 
『素問・太陰陽明論』に「湿に傷るれば、下まずこれを受く」、『素問・挙痛論』に「寒気は経に入りて稽遅し、泣して行らず、脈外に客すればすなわち血少(へ)り、脈中に客すればすなわち気は通せず、ゆえに卒然として痛む」と記載があるように、湿邪と寒邪が結びついて気血を凝滞させるため、脈絡が閉阻して通じなくなり、痛みが生じます。
 
 
 
特徴は、足趾の疼痛、歩行時に下腿がだるく無力となり、症状が夜間に増悪しやすく、患側の冷えと痛みが強く、時には跛行を呈することです。
 
 
 
その他にも、皮膚が冷たい、皮膚色が青白〜暗紫色、患肢の冷えや痺れあるいは刺痛、舌質淡、舌苔白を呈します。
 
 
 
治法は、温経散寒・祛湿を主として、活血通脈を補助として用います。
 
 
 
風湿痺の足痛は、風邪と湿邪が合して肌膚を侵し、経絡に停滞した痺証です。
 
 
 
特徴は、足に疼痛があり、雨天や寒冷によって痛みが増悪し、四肢の関節痛と腫脹、屈伸障害、下肢が重い、舌苔薄白、脈浮緩または濡緩を呈します。
 
 
 
他にも、全身の関節痛、腫脹、変形をともなうことがあります。
 
 
 
治法は、祛風化湿、蠲痺(けんぴ)通路を用います。
 
 
 
寒湿、風湿痺のどちらも慢性化すると、気血の阻滞が続いて血瘀が生じたり、化熱したりします。
 
 
 
血瘀が生じた場合、局所が青紫色を呈するため、活血化瘀を処置に加えます。
 
 
 
化熱した場合は、発赤、腫脹、灼熱痛、口乾、口苦などがみられるため、清熱利湿、通経路の処置を加えます。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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