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こんばんは、永井です。
毎日肌寒く乾燥した日が続いており、風邪をひかないよう注意していきたいですね。
今回は風疹(癮疹いんしん)についてです。
東洋医学で風疹とは現代の三日はしかのことではなく、蕁麻疹、湿疹、
内風または外風により、風邪が肌表の虚に乗じて侵入し、
特徴は皮膚膨疹、激しい掻痒で、遊走性であることです。
風熱邪では温熱で増強しやすく、皮疹の色は紅色で、発赤、
風寒邪では寒冷刺激で出現しやすく、皮疹の色は白色です。
血燥生風は皮膚が乾燥し、艶なし、反復しやすいです。
治法は祛風止痒です。(風邪を取り除くこと)
風熱は清熱、選穴候補は後渓、内関等
風寒は散寒、身柱、外関、合谷等
血燥生風は養血、三陰交、公孫、脾兪、中脘等
次回へ続きます。
参考文献
『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所
『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰
『中医弁証論』 編著 柯 雪 帆
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こんばんは。齋藤です
前回の続きです
前回の話はコチラ。
前回までは、気鬱と気鬱に関する臟の話を簡単に書かせて頂きました。
今回からは、気滞について書いていきたいと思います。
気滞とは、その名の通り、気が滞ると書くので、気の循環障害です。
以前まで書いておりました、気鬱よりも障害の程度が進んだもので、気鬱の悪化により発生します。
原因は、情志の乱れや、食生活の乱れ、外邪の感受、捻挫や労働など様々あります。
東洋医学では外邪とは、風邪、寒邪、湿邪、暑邪などを指しておりまして、それらの邪が、外から入ってくることにより停滞を起こしてしまい、気鬱から気滞へと悪化していきます。
以前も書いた通り、気は体の中で常に循環しており、スムーズに流れていることが、重要になってきます。
そのため、何かしらの原因で循環に支障をきたすと、気鬱が発生し、悪化すると気滞になってしまうという流れです。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2024.11.23
風邪㉘2024.11.22
久しぶりの怪我2024.11.21
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは④2024.11.20
問診について⑨2024.11.19
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは③2024.11.18
血の病2024.11.17
機能性ディスペプシアと鍼灸⑥2024.11.16
立冬②2024.11.15
段階的に克服する2024.11.14
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは②2024.11.13
問診について⑧2024.11.12
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは①2024.11.11
気の病㊶2024.11.10
機能性ディスペプシアと鍼灸⑤2024.11.09
立冬2024.11.08
寒さ対策2024.11.07
呃逆(あくぎゃく)とは③2024.11.06
問診について⑦2024.11.05
呃逆(あくぎゃく)とは②2024.11.04
気の病㊵2024.11.03
機能性ディスペプシアと鍼灸④2024.11.02
風邪㉗2024.11.01
痩せた2024.10.31
呃逆(あくぎゃく)とは①2024.10.30
問診について⑥2024.10.29
呑酸(どんさん)とは②2024.10.28
久しぶりの排球観戦2024.10.27
機能性ディスペプシアと鍼灸③2024.10.26
霜降2024.10.25
食事量の調整2024.10.24
呑酸(どんさん)とは①2024.10.23
問診について⑤2024.10.22
乾嘔(かんおう)とは④2024.10.21
そろそろ冬2024.10.20
論文を読む上でのフレームワーク②2024.10.19
風邪㉖2024.10.18
ひと安心2024.10.17
乾嘔(かんおう)とは③2024.10.16
いい香り2024.10.15
乾嘔(かんおう)とは②2024.10.14
とうとうこの季節2024.10.13
論文を読む上でのフレームワーク①2024.10.12
秋2024.10.11
食欲がない2024.10.10
乾嘔(かんおう)とは①2024.10.09
問診について⑤2024.10.08
嘔吐(おうと)とは④2024.10.07
夏バテ2024.10.06
機能性ディスペプシアと鍼灸②2024.10.05
寒露