東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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梅雨に向けて

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

今週はかなり暑い日もあり、この調子でいくと今年の夏も暑くなるんだろうなぁと思いながら過ごしていました。

 

 

 

そして5月も後半になりましたね。もうすぐ梅雨がきます。

 

 

 

今回は梅雨についてです。

 

 

 

 

梅雨は1年の中で降水量、湿度が最も高い時期です。

 

 

 

 

 

高湿度の時期はいわゆる湿邪という邪に注意して過ごすことが大切です。梅雨と湿邪というのは関わりが深く、私たちの身体は湿邪の影響を受けやすくなるからです。

 

 

 

 

湿邪の特徴をみていきます。

・陰陽では陰に属す

・重濁性で粘滞性

・相対的に下焦を襲いやすく、症状が現れやすい

・臓腑では脾の蔵との関係が深い

 

 

湿邪の影響を受けた場合の症状は様々です。

特に、重怠さの訴えが多くみられ、浮腫や全身倦怠感、食欲不振といった症状が起こりやすいです。

 

 

 

 

梅雨は胃腸の働きが低下しやすく、水の停滞を起こしやすいため、日常生活では、湿を溜め込みやすい食べ物、飲み物を取りすぎないことが大切です。

冷たい食べ物、飲み物、チョコレートなどの甘い食べ物、飲み物、油物、お酒などです。

 

 

 

 

また、梅雨に向けて、今から生ものは避け、温かいものを食べ、適度に歩いたり身体を動かしたりすることが大切です。

養生して過ごしていきましょう。

 

 

 

 

参考文献

『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一

『臓腑経絡学』 監修:藤本蓮風

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医基本用語辞典』監修:高金亮 主編:劉桂平、 孟静岩

 

 

 

 

 

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こんばんは。齋藤です。
 
 
 
 
5月も中盤に差し掛かろうとしていますね。
 
 
 
 
5月5日から、二十四節気でいう「立夏(りっか)」になり、夏の始まりとされており、まだ5月ですが、既に夏に突入している訳です。
 
 
 
 
段々気温高くなってきていますが、まだまだ日中と夜との寒暖差が激しいため、着るものなどを間違えると、風邪を引く原因となってしまうので、充分注意していきましょう。
 
 
 
 
そしてこれから、梅雨時期に突入していきます。
 
 
 
 
例年の梅雨入りは、関東地方ですと6月上旬頃で、梅雨明けは、7月の下旬頃となっています。
 
 
 
 
その梅雨時期に、倦怠感や、胃腸の不調、頭痛などを感じやすくなる方も多いのではないでしょうか。
 
 
 
 
気温が高くなったからと言って、冷たい飲み物や食べ物を摂取しすぎると、胃腸の働きを弱らせ、上記のような症状を悪化させてしまう傾向にあります。
 
 
 
 
また、冷たい物だけではなく、過剰な水分摂取、過食、辛い物、甘い物、脂っこい物、夜中にご飯を食べたり、早食いなども、胃腸の働きに影響を与える可能性があります。
 
 
 
 
そのため、胃腸に負担のかからない食べ物を食べる様に心がけたり、食べる時間、スピードなど心がけたり、適度に運動を行い、胃腸の働きを悪くさせないことが重要になってきます。
 
 
 
 
これらの養生は、春の内から、行っておくことが望ましいとされていますが、今からでも遅くないので、ストレスの溜まらない範囲で、行っていくと良いと思います。
 
 
 
 
私も、気を付けて、苦手な梅雨を乗り切りたいと思います。
 
 
 
 
 
参考文献
『内経気象学入門』 著:橋本浩一 (緑書房) 
 
 
 
 

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