東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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痹病(ひびょう)とは⑤

 

 

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こんばんは!吉澤です。

 

 

 

前回は、骨痹と肌痹のそれぞれの特徴についてお話いたしました。

前回の記事はこちら!!

 

 

 

今回は脈痹と肝鬱痹特徴をご説明させていただきます。

 

 

 

 

・脈痹

 

 

 

発症機序: 多くは夏に発生し外邪を受け、血脈に留滞し血脈の流れが悪くなる。

 

 

 

 

痛みの性質、症状:手足に痛みが起こり、皮膚に感覚麻痺が起こり、皮膚の色が暗黒色などの血流障害が起こす。

 

 

 

 

・肝鬱痹

 

 

 

発症機序:丹波元堅著『雑病広要』巻三十六に「情志の抑鬱が痹を成す」とあり、まさに肝鬱による痹病である。この場合、外邪が関与するとは限らない。

 

 

 

 

 

代表的な痹病の8種類については今週が最後となります。

 

 

 

次週は小休止として、東洋医学以外のお話にしようと思います。

 

 

 

次週もお楽しみに☆

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

雨模様が多く、ジメジメした日が続いていますね。

今年、関東では6/21に梅雨入りの発表がありましたね。昨日も雨の強い1日となりました。。

 

 

 

 

そして6/21というと二十四節気では夏至です。

 

 

 

今回は夏至についてです。

 

 

 

夏至は一年の中で最も昼が長い日です。

 

 

 

また東洋医学では、陽気が最も強い日とされています。陽気が極まり、陰が初めて生じ始めると言われています。

 

 

 

太陽の高度が1番高く日射も強いです。

 

 

 

日本では、梅雨の真っ只中に夏至を迎えるため、天気は曇っていたり雨が降っていることの方が多いです。

 

 

 

梅雨の養生として、梅雨は湿度が高く、体の水の回りが悪くなり、体に余分な水分が溜まりやすいです。結果的に浮腫みやすくなります。

十分な睡眠で疲れを持ち越さない、胃腸の働きが弱くなりやすいため、冷たいものや油物、甘味の過食は避け、バランスよく食事を摂りたいですね。

 

 

 

また、なかなか難しいですが、出来れば何も考えずぶらぶらと散歩するなど軽く体を動かして、体の気血の巡りをよくする。

 

 

 

入浴で発汗させ、体の余分な水分を発散するとバランスが調います。

 

 

 

この梅雨時期も、疲れを溜め込まず、持ち越さず、毎日健やかに過ごせるようにしていきたいです。

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

参考文献

『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一

『臓腑経絡学』 監修:藤本蓮風

 

 

 

 

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