東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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春一番

こんばんは、森岡です(^_^)

今日は春一番が吹きましたね。

気温は20℃を越える所もあったそうで、4月下旬の”陽気”だったそうです。

そう、”陽気”なんですよね。

春は、冬という最も陰気が強い時期から、陽気が最も旺盛となる夏にかけての移行期に当たります。

つまり、陰気に変わって、陽気が一気に台頭してくるのです。

東洋医学において、春は六気の中でも

”風”

がつかさどるとされています。

六気については マイコプラズマ肺炎急増(その5) 参照

ですから、春一番という強風は、春到来の風物詩として今日まで広く一般的に知られているのです。

みなさんも知らぬ間に東洋医学の知識を使っているのです。

(知らないだけでこういうことってたくさんあります!!)

ちなみに春一番の定義は、

1.立春から春分までの期間で

2.日本海に低気圧があり

3.最大風速8メートル以上の南よりの風

のことだそうです。

上記の条件を最初に満たした日が、春一番となるらしいです。

また、春一番が吹くときは

”激しい気象現象”

が起こりやすいそうです。

これも、

陽気の性質

ということと、

変化の起こり始めという時期

を東洋医学的に考察すれば納得です。

しかし、昨年の春一番も今年とまったく同じ日だったらしいです。

四季の移ろいっていうのは非常に正確ですね~!!

面白いですねぇ、偶然なのか必然なのか・・・

一体どこの誰がコントロールしているんでしょ(笑)

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文体と配置

こんばんは、松木です。

雑誌「考える人 2011年冬号」に、興味深い記事が載っていました。
山本貴光さんという方が書いておられまして、

『文体とは「配置」である』

というのが今回のタイトルです。

このブログも当然「文字」で書いていますので、「文体」は表現の手段として大切なところです。

また、専門学校で講師をしていると、「文字」を使って相手に何かを伝える機会は多々あります。配布資料や黒板への板書などです。

そういった意味で非常に興味深い記事の内容でした。

この記事では、「配置」には4つの意味合いがあるとされています。

1、文字の配置

2、語の配置

3、文章の配置

4、空間の配置

このなかで、「4、空間の配置」について特に詳しく書いてありました。

つまりこれは、紙や画面上に、どのように文字や文章が配置してあるかという事です。

一般の書籍は、同じフォント、同じ文字の色で書かれているものがほとんどです。

また、小説家などの作者は、京極夏彦さんなどは例外だそうですが、基本的に、ページ内のどこにどの文章がくるように、などのレイアウトは考えていないそうです。

しかしブログなどインターネットにおける文字情報では、フォント、文字の色など自由に変えることができ、それがまたその作者特有の画面上の雰囲気をかもし出している場合があります。

ブログやケータイ小説を書籍化する際、この「空間の配置」が大きく変わることで、印象が変わると、この記事では例を挙げて説明してありました。

正直私はそういったことに配慮したブログを作成するのが割と苦手です。(そう言っている今回もそうですが)

「伝える技術」としての「空間の配置」を意識して、これからは書いてみようと思います。

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