東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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大暑

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こんばんは。齋藤です。
 
 
 
本当に暑い日が続きますね。
 
 
 
7月もあっという間に中盤に差し掛かりました。 
 
 
 
本当に時間が過ぎるのは速いですね。
 
 
 
大暑は12番目の節気で、期間は723日~87日となっております。
 
 
 
「暑気いたりつまりたるゆえんなれば也」と暦便覧にも書かれている通り、最も暑い頃という意味ですが、実際に一番熱くなる時期はもう少し後ですね。
 
 
 
夏の土用の時期で、子供を持つようになると嫌いになる、夏休みが始まるのもこの頃で、空には雲の峰が高々とそびえるようになってきますね。
 
 
 
また、夏の時期に暑中見舞いを出す方も多いと思いますが、暑中見舞いの暑中とは暑い中=大暑(もしくは小暑)という意味で、この時期に出すから暑中見舞いと言うそうです。
 
 
 
それでは、七十二候ではどのように記載されているのでしょうか。
 
 
 
初候:桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
 
 
 
723日頃で、桐の花が実を結び始めます。
 
 
 
桐は箪笥や下駄など暮らしの道具に欠かせないものです。
 
 
 
桐って花を咲かせるんですね。笑
 
 
 
次候:土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
 
 
 
728日頃で、土がじっとりとして蒸し暑くなる頃です。
 
 
 
蒸し暑いことを「溽暑(じょくしょ)」と言います。
 
 
 
地球温暖化って騒がれていますが、大昔も「溽暑」と表現されるくらい、暑かったんですね。
 
 
 
末候:大雨時行(たいうときどきふる)
 
 
 
82日頃で、ときどき大雨が降るようになります。
 
 
 
むくむくと湧き上がる入道雲が夕立を招き、乾いた大地を潤します。
 
 
 
往診で晴れていても、カッパを必ず持っていくようになるのもこの頃ですね笑
 
 
 
表現的にどんどん夏真っ盛りになりそうな表現をされていますが、二十四節気での夏は大暑の15日間で終わり、その後、秋を迎えます。
 
 
 
続く
 
 
 
 
 
 
 

 

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

 

連日夏日となり、暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

 

去年の夏は日照時間の少ない日が続き、夏らしい夏ではありませんでしたが、今年は早い梅雨明けでしたし、去年の分を補うように長い夏になりそうですね。

 

 

 

 

こう暑い日が続くと、段々夏バテする人も多くなってきます。

 

 

 

 

特に高温多湿の夏の時期は、飲食に関わる問題が出てきやくなり、食欲がなく食べる事が出来ないとか、食べると眠くなったり体がだるくなったりと様々な症状が表れます。

 

 

 

 

ここまで暑い日が続くと、食欲がなくなって当然、と思ってしまうかもしれませんが、体を動かすためのエネルギー源を摂る事が出来ないというのは大問題です。

 

 

 

 

飲食に関する症状として、飲食中や飲食後に眠くなってしまう、体がだるくなってしまう事を、中医学では「食後困頓(食後困頓)と言います。

 

 

 

 

飲食に関わる問題として、上記の食後困頓の症状が表れる際には、中医学ではどのように考えるのかみていきたいと思います。

 

 

 

続く・・・

 

 

 

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