東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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北辰会定例会

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こんばんは 浅田です

 

 

 

日曜日は北辰会定例会東京会場に参加してきました。

 

 

 

朝のミニ講義は、高田先生による「精」

 

 

 

広義の精、狭義の精について講義して下さり、基礎中医学を復習する事ができました。

 

 

 

 

1コマ目は、渡辺先生による「中医眼科学基礎」

 

 

 

眼と各臓腑、眼と各経絡がどのように関わっているのか、わかりやすく講義して下さいました。

 

 

 

十二経絡は、直接または間接的に眼に関与している為、各経絡及び臓腑との関わり合いをしっかり理解し、病理を分析する必要があります。

 

 

 

今回、眼に特化して講義して下さいましたが、耳や舌など他の器官についても詳しくまとめてみようと思います。

 

 

 

 

2コマ目は、竹下院長による「十二皮部について」

 

 

 

十二皮部と衛気について、大変わかりやすく講義して下さい。

 

 

 

鍼灸を施す部位である皮毛、皮部に対して理解を深める事ができました。

 

 

 

その皮部を中心に流れ、体表面を衛る衛気についても復習する事ができました。

 

 

 

今まで馴染みがなかった十二皮部について勉強する事ができ、考え方を広げる事ができました。

 

 

 

しっかり自分の中に落とし込めるように復習しておきます。

 

 

 

 

午後は、新風先生による「経穴の考え方」

 

 

 

各要穴の意味、経穴の反応の現れ方、経穴学の学び方について講義して下さいました。

 

 

 

今まで知らなかった内容も多く、大変勉強になりました。

 

 

 

今回学んだ内容を参考にして、自分で各経穴についてまとめていこうと思います。

 

 

 

 

最後は、体表観察実技

 

 

 

申脈、陰陵泉、背候診を中心に体表観察実技を行いました。

 

 

 

 

終わったら新風先生を囲んで飲み会

 

 

 

いつもより人数が多く、30人近く集まりました。

 

 

 

関東支部がどんどん賑やかになり嬉しく思います。

 

 

 

来月は楽しみにしている夏季研修会です。

 

 

 

課題を明確にして臨みたいと思います。

 

 

 

 

 

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「変」な気象

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こんばんは 浅田です

 

 

 

今年の7月は例年に比べて気温が上がらず、冷夏と言われています。

 

 

 

気温が上がるべき時期に上がらないのは、「常と変の法則」でいうと、「変」です。

 

 

 

「変」な気象を言い換えれば、異常気象、特殊気象です。

 

 

 

世界気象機関(WMO)によると、この「変」な気象は、日本・東京だけでなく、世界各地で起こっており、ロシア・シベリアなどの北極圏で記録的な高温となり山火事が多発し、アメリカやバングラデシュでは洪水となっています。

 

 

 

北極圏では広範囲で異例の高温と乾燥状態となっており、シベリアでの今年の6月の平均気温は、例年に比べて10℃も高かったそうです。

 

 

 

欧州やインドなども熱波に襲われており、WMOは「地球温暖化による高温や降水パターンの変化が、山火事や夏の長期化をもたらしている」と分析しているようです。

 

 

 

このように、世界各地では温暖化、日本では冷夏、世界中の寒熱が「変」になっています。

 

 

 

天地が「変」になれば、人も「変」になるので、重症な往診患者さんは注意して診る必要があります。

 

 

 

例えば、熱証であるのに寒証を示す、虚証であるのに実証の姿をみせるなど、真熱仮寒や真寒仮熱、真虚仮実のような「変」の状態には注意が必要です。

 

 

 

四診合参して、陰陽表裏寒熱虚実を判断していかなければなりません。

 

 

 

「天人合一思想」「常と変の法則」を意識して、臨床にあたっていきます。

 

 

 

参考文献

『東洋医学の宇宙』

 

 

 

 

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