東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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浮脈②

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こんばんは 浅田です

 

 

 

前回の続き

 

 

 

浮脈

 

 

 

参照

 

 

 

では、今日は浮脈が起こる機序についてです。

 

 

 

外邪が体表にある時は、浮脈になります。

 

 

 

外から入ってくる外邪に対して抵抗しようとして、正気が体内から体表に向かうため、脈はこれに応じて浅い位置に浮いてきます。

 

 

 

風邪をひいたら浮脈になる、と一般的には言われますが、風邪ではなくても浮脈になることは多いにあります。

 

 

 

(私は風邪をひいてなくても、常に浮脈です…よくないですね)

 

 

 

陽気が過多になって熱が表に溢れている場合や、陰血が不足して陽を抑制できない場合も、浮脈になります。

 

 

 

浅い位置である浮位は“陽”で、深い位置である沈位は“陰”です。

 

 

 

熱が盛んになると、“陽”である浅い位置に浮いていくのです。

 

 

 

そして、陽虚が極まった状態でも浮脈を呈します。

 

 

 

これを虚陽上浮と言います。

 

 

 

陽虚になると、陰寒内盛となり脈が沈んでいくのが一般的です。

 

 

 

しかし、陽虚が進み、内盛した陰が旺盛になって一定レベルを超えて極まると、陽に転化します。

 

 

 

この陰から陽へ転化するのは、太極陰陽論の転化の法則です。

 

 

 

転化の法則は、「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる」ということです。

 

 

 

季節でいうと、夏至に陽が極まれば陰が生じ始めて、冬至に陰が極まれば陽が生じ始めるのが、転化の法則の一例です。

 

 

 

自然界と同様に、人体も陰が極まれば陽が生じて、陽が生じたことによって、陽の位置である浮位で脈を打つようになるのです。

 

 

 

「浮脈は表なり」と記載されていることが多いですが、内傷病でも浮脈を呈することがあるので、浮脈=表証と単純に考えず、しっかり弁証しましょう。

 

 

 

 

◆参考文献

『脈経』たにぐち書店

『中医脈学と頻湖脈学』たにぐち書店

『胃の気の脈診』森ノ宮医療学園出版部

『現代語訳景岳全書 脉神章』たにぐち書店

『中医臨床のための舌診と脈診』東洋学術出版社

『基礎中医学』燎原

『難経鉄鑑』たにぐち書店

『東洋医学の宇宙』緑書房

 

 

冬の養生②

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

風が冷たくなってきましたね。

 

 

 

どんどん気温が下がっていきますね。

 

 

 

皆さん、風邪を引かない様、注意してください。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

素問「四気調神大論」には、四気(季)に心身(神)を調和させる方法が記載されていますので、簡単ではありますが書いていこうと思います。

 

 

 

冬の三カ月は、万物の生活機能が潜伏閉蔵する季節です。

 

 

 

夏は発散しますが、冬は閉じ込めます。

 

 

 

その為、冬は全てが収納され、貯蓄する季節です。

 

 

 

発散してはいけないので、早く眠り、遅く起きて、陽気も深くに貯蔵されている為、皮膚を開いて汗を出すようなことをしてはいけません。

 

 

 

早く眠り遅く起きることで陰分を補い、寒邪が盛んになる季節なので、陽気を損なわない様に気を付ける必要があります。

 

 

 

また、発汗させることにより、余計に陽気を損なうようなことはやめましょうと説いています。

 

 

 

冬という季節に適応することは「臓気」を養う事に繋がり、この養生法に反すると、腎気を損傷し、来春になって痿厥の病を発症させますよと説いています。

 

 

 

「痿厥」とは「痿証」のことで、肢体の筋肉が弛緩・弱化し、病の進行とともに萎縮する病証です。

 

 

 

基本的に冬は、動物は冬眠する季節なので活動を控え、栄養を十分取り、睡眠時間を多めにとっていきましょう。

 

 

 

しかし、暴飲暴食は春に影響しますので、注意してください。笑

 

 

 

基本的に春と夏は陽気を養い、秋と冬には陰気を養います。

 

 

 

その為、過度な運動を控え、軽めの運動に量を調整していく必要があります。

 

 

 

現代では、24時間営業のスポーツジムなどもあり、夜中に強めの筋トレを行っている方もいらっしゃると思います。

 

 

 

その様な過度な運動は、血などの陰気を激しく消耗し、腎に影響を与える為、注意が必要です。

 

 

 

腎が弱まると抵抗力が低下する為、前述した風邪の原因となる、風寒邪などが入りやすい状態になってしまいますので、注意していきましょう!

 

 

 

参考文献

『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 南京中医学院編 石田秀実監訳 (東洋学術出版)

『意釈黄帝内經素問』 小曽戸丈夫+浜田善利共著 (築地出版)

『素問ハンドブック』 池田政一著 (医道の日本社)

 

 

 
 
 
 

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