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こんばんは。齋藤です。
年末まであと少しになりました。
年賀状をそろそろ作り始めなければいけないのですが、全くやる気が起きません。
助けてください。笑
それでは前回の続きです。
前回の話はコチラ。
前回に続いて、霊枢「順気一日分為四時編」に記載されている、五輸穴に関して書いていきます。
「黄帝曰、以主五輸奈何。岐伯曰、臓主冬、冬刺井。色主春、春刺榮。時主夏、夏刺輸。音主長夏、長夏刺経。味主秋、秋刺合。是謂五変以主五輸。」
以下、現代語訳です。
「五臓は冬を主り、冬季には井穴を刺します。五色は春を主り、春季には榮穴を刺します。五時は夏を主り、夏季には輸穴を刺します。五音は長夏を主り、長夏には経穴を刺します。五味は秋を主り、秋季には合穴を刺します。これが五変がそれぞれ五輸穴を主るということです。」
ここでは、五変が五輸穴を主る事について解説しています。
五臓は冬を主る?あれ?と思うのですが、ここでは五季を蔵・色・時・音・味に分けて、関連付けています。
「是謂五変以主五輸」のこの五変は、前回記載した色・時・日・音・味の五変とは完全に整合しておらず、季節で分別して、五輸を刺す方法を説明しており、五変の発病の特徴は考慮されていません。
続く。
『現代語訳 黄帝内経霊枢 上巻』 南京中医学院編 石田秀実監訳 (東洋学術出版)
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こんばんは。齋藤です。
寒くなってきましたね。
既に早く夏が来ないかと、思い始めている今日この頃です。笑
それでは、前回の続きです。
前回の話はコチラ。
霊枢「本輸編」には、五行と五輸穴を当てはめた記載が少しありますが、一部分のみで、その他には記載されていません。
霊枢「順気一日分為四時編」に、五輸穴と五行を当てはめた記載がされており、病邪の部位によってどの五輸穴を使用した方がよいか記載されています。
以下、原文になります。
「黄帝曰、善。余聞刺有五変、以主五輸、願聞其数。岐伯曰、人有五臓、五臓有五変、五五二十五輸、以応五時。」
ここでは、五変に合わせて五輸穴を考え、治療穴の選穴方法を説明しています。
五変とは、色、時、日、音、味の五種類の変化であり、その変化毎に井・榮・輸・経・合の五種類の腧穴がそれぞれ対応しています。
肝で考えると、肝は木に属し、色は青で、時は春、日は甲乙、音は角、味は酸というかんじです。
五輸穴は五臓にそれぞれあるため、全身では二十五の輸穴が陰経脈に存在し、五季に応じています。
続く。
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