東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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墓参りと息子の成長

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

一気に気温が低下しましたね。

 

 

雨も物凄く冷たく感じますね。

 
 
 
早く夏が来ないかと、すでに心待ちにしています。
 
 
 
緊急事態宣言が明けたこともあり、お彼岸に行く予定で中止していたお墓参りに、先日行ってきました。
 
 
 
息子が小さかった時は、他のお墓のお花をいじってしまったり、柄杓を投げてしまったり、霊園を走り回るなど、色々大変だったことが思い出されます。
 
 
 
しかし、息子も10歳になり、お花をいじることも、走り回ることも、柄杓を投げることもなくなりました。
 
 
 
積極的に、お墓の掃除を行い、墓石に水をかけるのも、抱えないでできるようになりました。
 
 
 
移動中の車内で、ドラゴンボールのDVDを流さずに済むようになりましたなどなど
 
 
 
当り前ですが、お墓参りは祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶものですが、そこに加え私の中では、息子の成長を感じるものになっています。(笑)
 
 
 
やっぱり、お墓参りは、心が洗われますね。
 
 
 
私だけですかね(笑)
 
 
 
来年のお彼岸のお墓参りまでに、息子がどれくらい成長しているか楽しみです。
 

 

 

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身体の痒み②

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

前回は「痒み」の弁証分類について、と話しました。

 

 

 

本日は、皮膚掻痒の弁証分類について、お話ししていきたいと思います。

 

 

まずは、病因が外感である場合の皮膚掻痒についてです。

 

 

風寒束表

 

 

冬季に多くみられ、全身痒く、下腿前面が顕著に痒くなる特徴があります。

 

 

この場合、寒冷に誘発され、寒い環境から急に暖房の効いた環境に移動する等、急激な気温変化により増悪します。

 

 

また、皮膚は乾燥しやすく、温めたり、発汗することで痒みが少し緩解します。

 

 

次に、外感または内傷による皮膚掻痒についてです。

 

 

1.風盛

 

 

季節でいうと、春季に多くみられ、遊走性の痒みが全身に出る特徴があります。

 

 

掻いて出血し、化膿したり、瘡蓋が出来たところを掻き崩すといったことを長年繰り返し、皮膚の肥厚がみられることがあります。

 

 

2.風湿客肌

 

 

長夏といった湿気の多い季節に多くみられます。

 

 

痒みが強く、掻き崩しを繰り返し、湿疹のようなものが持続的に発生します。

 

 

好発部位は、下腿後面~外側、外果、膝窩であり、掻きむしると黄色肌汁が出てくる特徴があります。

 

 

最後に内傷による皮膚掻痒についてです。

 

 

1.血熱生風

 

 

暑熱がきつくなる夏に発症しやすく、痒みが出ている部位には灼熱感を伴います。

 

 

この場合、温めたり、熱により痒みが増悪し、冷やすと緩解する特徴があります。

 

 

その他にも、イライラしたり精神的動揺や、辛辣物の摂取でも痒みが悪化します。

 

 

2.血虚生風

 

 

高齢者や虚弱体質の方が引き起こしやすいタイプであり、秋に発症しやすい特徴があります。

 

 

皮膚が乾燥して、掻くと爪の痕が皮膚に残りやすく、夜間や肉体疲労時に痒みが増悪する特徴があります。

 

 

その他の症状としては、全身倦怠感、気力が出ない、心悸不眠、食欲不振がみられます。

 

 

3.瘀血阻滞

 

 

この場合は、年齢、季節に関係なく痒みを発症します。

 

 

腰周囲や足背、手腕部に好発し、掻破痕が残りやすく、褐色から紫色の筋目のような痕がみられます。

 

 

皮膚の色自体も暗く煤けたような見た目となります。

 

 

4.脾虚衛弱

 

 

この場合、海鮮物を好んで食べていたり、毛皮などの接触刺激によって痒みが出ます。

 

 

皮膚には常に掻破痕がみられ、針先ほどの瘡蓋がみられる特徴があります。

 

 

その他にも、大便の異常、肉体疲労により倦怠感が出やすい特徴があります。

 

 

皮膚掻痒のお話は以上です。

 

 

次回は「アレルギー」について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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