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こんばんは。齋藤です。
昨日は母の日でしたね。
皆さんは、何かプレゼントしたでしょうか。
母の日は、色々と諸説あるようですが、約百年前にアメリカで始まった風習とのことです。
ちなみに、齋藤家はみんなでケーキを食べました。(笑)
それでは、前回の続きです。
前回の話はコチラ。
本日から、六淫の外邪である、寒邪について書いていこうと思います。
寒邪には大きく外寒・内寒がありますが、今回は外寒について書いていこうと思います。
寒邪は、冬季の主気で、急な気温の低下は寒邪になりやすく、寒邪は通年を通じて生じます。
気温の低下により、防寒などの対応をしないと、風邪と一緒に風寒邪となり、我々の体に襲ってきます。
その他に、雨に濡れたり、水遊び後に体が冷えたり、汗をかいた後に風にあたったりなどで、寒邪を受けることがあります。
夏の冷房も、現代人には、寒邪の影響を受ける代表的な原因の一つになると思います。
その他にも体を冷やしてしまい、風邪の様な症状が現れたという状況は色々想像できるのかと思います。
先程も書きましたが、寒邪単体で襲ってくることはなく、風邪と一緒になり、風寒邪となります。
その為、急に症状が発症しますので、問診上で主訴が発症したきっかけを確認する必要が有ると思います。
例えば、冷房で冷やした、寒気がして明け方目覚めたという様な事があった後に、症状が急に出始めたという様な、きっかけを探ることが重要になってくると思います。
参考文献
『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『内経気象学入門』 著:橋本浩一 (緑書房)
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こんばんは!樫部です。
本日は前回の続きで、心悸の弁証分類について、お話ししていきます。
前回のお話はこちら!
5.心胆気虚
主に突然驚いたり、恐怖する刺激により生じます。
特徴としては、些細なことにも驚いたり恐怖して動悸し、眠りが浅く、多夢となります。
6.心血瘀阻
心気虚、心血虚によって心の運血機能が低下すると瘀血が形成され、心脈を阻塞することによって生じます。
この場合、心悸に加えて、刺すような心痛、胸悶感を伴います。
また、顔面や口唇は青紫色、四肢の冷え、舌質暗紫や瘀斑がみられます。
7.痰火擾心
肝鬱化火、六淫の内鬱化火、辛辣物の過食、温補薬の過服などにより、痰火が発生し、心を阻塞するために生じます。
この場合の動悸は、イライラしたり焦ると出やすく、
その他にも、胸悶、煩燥、不眠、口苦、口渇、喀痰といった症状がみられます。
8.水気凌心
この場合は2つのパターンがありまして、
パターンその1は、心陽虚に脾肺気虚が合わさって飲邪を生じることで引き起こされます。
この場合、心悸は動くと増悪する特徴があり、
その他に全身倦怠感、息切れ、頭のふらつき、眩暈、咳嗽、食欲低下、二便の異常、希薄な痰がみられます。
パターンその2は、心陽虚に腎陽虚が合わさり、下焦の寒湿が上泛して、心悸が引き起こされます。
心悸に加えて、全身の倦怠感、尿量減少、足腰の冷えと酸痛、浮腫がみられます。
9.心脾両虚
思慮過度、飲食不節などによって、心気虚、脾の運化不足により、気を心に運べず心気不足が起こり、引き起こされます。
この場合、運動により増悪しやすく、
健忘、食欲低下、倦怠無力感、自汗といった症状もみられます。
心悸についてのお話は以上です。
次回は「息切れ」について、お話ししていきたいと思います。
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
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