お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、
募集内容の詳細はこちら!!
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは。松田です☆″
今週は寒の戻りとなり、先週までとは打って変わって結構寒い日もありましたね。
冷えないように脱ぎ着しやすい服装を心がけていきましょう。
先日、1年生のお灸の実技試験がありました。
後期なので、身体の部位ごとに指定されたツボに対して、お灸を交互に据えていく試験でした。
指定されたツボのセットは5種類あり、自分がどのツボにお灸をするかは当日くじを引いて決まります。
毎回引いてもらう時には、しっかりシャッフルして引いてもらいますが、今年はお腹のお灸にかなりかたよりましたね。(場所としては、腰、お腹、手、足があります)
いつもの授業中、練習風景をみていると前期からだいぶ成長している人が多いので、後期は殆ど受かるかなと思っていました。
しかし、全員合格とはいきませんでした。
ただ、不合格となった学生さんに関しては、細かい部分はあれど、緊張したり、ハプニングが起きたり、あとは、自分に合った方法を模索する中でつい最近見つけた方法を用いて行っていたりと、基本に忠実に、普段通りやっていれば受かっていただろうなという人ばかりでした。
そのため、改善点が明確な学生さんが多く、指導がしやすかったですね。
今回、成長を感じたとともに、普段通り、基本に忠実に行うことの大事さを改めて実感しました。
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、
募集内容の詳細はこちら!!
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは!樫部です。
本日は、前回の続きで、裏証における発熱の弁証分類について、お話ししていきたいと思います。
前回までのお話はこちら!
1.食滞
飲食不節により、脾胃の機能が追いつかなくなると食滞になります。
胃の腑で湿痰や湿熱が停滞することで化熱し、その熱が発熱として表れます。
このような病理は、脾胃の機能が未熟な小児に多くみられます。
この場合の発熱は、飲食不節後に起こります。
特に小児は夜に発熱することが多く、夜にうなされたり、苦しがって眠れない症状がみられます。
随伴症状としては、高熱、顔面紅潮、脘腹脹痛拒按、腹部灼熱、呑酸、曖気、嘔悪、臭いのきつい失気、手掌や足底が熱いまたは厥冷、額の冷え等があります。
2.気鬱化火
イライラや抑鬱など不満や怒りを溜め込み、発散不足となるような七情不和により、肝や心の気が鬱し、化火して発熱を引き起こします。
随伴症状は、身熱心煩、イライラ、易怒、情緒の変動による熱の変動、胸脇満悶、太息、口苦がみられます。
女性の場合、月経不順、痛経、乳房の脹痛が顕著にみられたり、
月経前~前半に微熱が出て、月経終了とともに消失します。
(このような発熱を経行発熱といいます。)
この場合の経血の質としては、色が濃くなり、多量であることが多いです。
3.痰熱
飲食不節により脾胃の運化が失調すると、痰濁が内溜します。
これが貯痰の器である肺と生痰の器である脾(脾胃)に滞ってしまい、鬱火してしまうことで発熱を引き起こします。
発熱の特徴は、日中低く、夜に高くなるが、朝には治まることです。
白または黄色い粘調性の痰、胸膈の満悶、痰絡みのきつい喘息、のぼせやすさという随伴症状を伴い、口渇がないという特徴があります。
4.湿熱内薀
外邪としての湿熱が侵襲し、肺肝胆脾胃に影響を与えると、気機が失調し、気が鬱して化火して発熱します。
外邪の侵襲がなく、飲食不節や精神因子の問題によっても肺肝胆脾胃の機能失調が起き、湿邪や湿熱邪が内生して鬱火し、発熱してしまいます。
発熱してもさほど上がらないものの、午後に上がりやすい特徴があります。
汗がじっとりわずかに出る肌膚湿潤、全身の重だるさがみられ、雨天前に悪化しやすい特徴があります。
その他、胸悶、納呆、口粘、口乾、口苦もみられます。
5.瘀血
何らかの要因で瘀血を形成し、気血の鬱滞が助長され、熱化することで発熱します。
発熱の特徴としては、午後から夜間にかけて熱が上がり、高熱になることです。
また、口乾咽燥あるも多飲せず、身体に固定性の刺痛や腫塊、肌膚甲錯や細絡といった症状を伴います。
女性の場合、経行発熱、経血の色が濃くなり、血塊が混ざる、小腹・少腹に固定性の疼痛、拒按を伴うことが多いです。
あと5つの弁証分類がありますが、長くなってしまいますので、
次回、続きのお話をしていきたいと思います。
つづく
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 上下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2024.09.22
顔面神経麻痺と鍼灸②2024.09.21
風邪㉔2024.09.20
タイミング2024.09.19
鼻塞(びそく)とは②2024.09.18
問診について②2024.09.17
鼻塞(びそく)とは①2024.09.16
散歩のすゝめ②2024.09.15
顔面神経麻痺と鍼灸①2024.09.14
秋の養生2024.09.13
2024あはき実技評価2024.09.12
頭傾(とうけい)とは2024.09.11
問診について①2024.09.10
鼻流涕(びりゅうてい)とは④2024.09.09
散歩のすゝめ2024.09.08
慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群と鍼灸②2024.09.07
白露2024.09.06
肌で感じる2024.09.05
鼻流涕(びりゅうてい)とは③2024.09.04
台風10号2024.09.03
鼻流涕(びりゅうてい)とは②2024.09.02
気の病㊴2024.09.01
慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群と鍼灸①2024.08.31
風邪㉓2024.08.30
古き良き街2024.08.29
鼻流涕(びりゅうてい)とは①2024.08.28
首・肩・背中のコリ、痛み⑦2024.08.27
鼻乾(びかん)とは③2024.08.26
梅干し②2024.08.25
ジストニアと鍼灸②2024.08.24
風邪㉒2024.08.23
艾づくり体験2024.08.22
鼻乾(びかん)とは②2024.08.21
首・肩・背中のコリ、痛み⑥2024.08.20
鼻乾(びかん)とは①2024.08.19
排球観戦2024.08.18
ジストニアと鍼灸①2024.08.17
風邪㉑2024.08.16
今年の夏休み2024.08.15
耳痒(じよう)とは2024.08.14
首・肩・背中のコリ、痛み⑤2024.08.13
夏期休診日2024.08.12
夏季休暇2024.08.11
過敏性腸症候群と鍼灸②2024.08.10
風邪⑳2024.08.09
教員研修会in大阪2024.08.08
耳痛(じつう)とは2024.08.07
首・肩・背中のコリ、痛み④2024.08.06
耳内流膿(じないりゅうのう)とは②2024.08.05
気の病㊳2024.08.04
過敏性腸症候群と鍼灸①