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こんばんは、戸倉です。
朝晩の冷え込みが徐々に強くなり、すっかり秋の気候になりました。
秋いえば「食欲の秋」と言わるほど食材が豊富になる季節です。
秋の食材というと色々と思い浮かぶものがありますが、
やはり、秋の味覚の王様と言えば松茸ではないでしょうか。
先日、父が出張先の広島で取引先からのお土産として国産松茸をもらってきました。
私も久しぶりに食べた松茸ですが、かなり大きく、ここまで見事な松茸は人生初だったような気がします。
松茸は「香り松茸、味しめじ」と言われるように、独特な香りを楽しむ食材です。
また、マツタケオールという成分により食欲を増進する作用があるそうです。
万葉集などにも松茸について歌っている記述があり、
日本人にとっては古くから馴染みのの深い食材だったようですね。
ところで、松茸の香りを楽しむというのは日本人独特の感覚らしく、欧米ではむしろ嫌われる匂いだそうで、
学名も「吐き気をもようするキシメジ」という名前がついています。
戦前、松茸が寄生する赤松を燃料や建材として使うため、植林、管理されており、
松茸もそれほど高価なものではなかったようですが、戦後になり、燃料は成長が早く育てやすい杉に代わりました。
人の手による赤松の管理がされなくなってから、害虫により松が減少し、
結果、松に寄生する松茸も希少になっため、値段が高騰しました。
秋の味覚の代表という知名度だけでなく、食材として見ても食物繊維が豊富で整腸に優れ、
香り成分による食欲増進効果もあります。東洋医学では、補血、養血の作用があり、
全身の機能を正常に保つ作用を持っています。
身体に良い食材ではありますが、やはり高価なだけに中々食べられる機会もありません。
今回はたまたま手に入りましたが、わざわざ買って食べたのはいつだったか、すっかり忘れてしまいました。
次に食べれる機会はいつになるやらと言ったところですね。
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こんばんは、松田です☆〃
先日、体が熱くてのぼせていたので、ガリガリ君を食べたところ体が一気に冷え、その日はよく眠れました。やっぱり、夏のガリガリ君は最高です。(笑)
先日、有明医療大学の先生をお招きして、パルス(電気治療)の特別講演を行って頂きました。
講演自体は、パルスの基礎知識を説明して頂き、筋パルスと神経パルスの華麗な実技を見せて頂き、非常に勉強になりました。
今回、先生の助手として来て頂いた方が、モンゴルの女医(鍼灸ができる医者)で、さらに日本の鍼灸を勉強したいという事で、有明の学校で勉強し、卒業してさらに勉強しているという方でした。
助手の先生を紹介する際、モンゴルの鍼灸事情について説明して頂きました。
モンゴルでは、元々伝統医療として鍼灸や漢方があり、ただ鍼灸を行うには、モンゴルに一つしかない教育機関で勉強しなくてはならず、そこで鍼灸の資格を取得しないと普通の医師や歯科医師では鍼灸治療を行えないという事でした。
(ちなみに、ソビエト連邦下だった頃は、西洋医学しか行えず、伝統医学はいったん途絶えていた歴史もあるようです)
その学校で6年間学び、卒後2年の研修を経て鍼灸を行える医師の資格が与えられるようです。
治療学は、中医学のみの教育で、証に基づいてツボを選び、治療を行うスタイルという事でした。
お灸は、棒灸(もぐさを紙に詰め筒状にしたもの)や灸頭鍼(鍼を刺して、鍼の頭にもぐさをのせて鍼とお灸の両方を行うもの)などを用いて行い、直接皮膚に据えるお灸は行っていないようです。
また、モンゴルでは鍼灸を行う人は医者であるため、鍼灸を学ぼうという時点で医者になるわけなので、スタート地点でのモチベーションや基礎学力が非常に高い状態で入ってくるそうです。
今回、モンゴルの鍼灸事情を聞いて、日本の鍼灸学校の教育環境(システム)や入学してくる学生さんの意識や基礎学力とは随分違うなと驚きました。
日本の鍼灸学校3年間の教育では全然足りないので、他の国のように国をあげて鍼灸医師としての教育機関にするべきだと思います。
西洋医学の医者、東洋医学の医者と両方いて良いと思います。
実現する可能性があるかどうかは分かりませんが、今は少しでも質の高い鍼灸師になれるように勉強し、また教育についても学生さんの質を上げるためにしっかり頑張っていきたいと思います。
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