東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診について2

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こんばんは坂口です。

 

 

 

 

前回の続き。

 

 

 

 

 

今回は飲食に関する問診について書いていきます。

 

 

 

 

飲食の問診は脾胃の状態、陰陽、病の予後などを把握するために行います。

 

 

 

 

 

簡単に説明すると胃腸の働きはどうなのか、体の中の状態は熱に偏っているか、冷えに偏っているか、

 

 

 

 

 

症状は良くなっていくのか悪くなっていくのかなどがわかります。

 

 

 

 

 

脾胃は体内へ取り入れた飲食物を栄養に変え、全身を養う大切な働きをしているので、飲食は重要な問診項目になります。

 

 

 

 

 

飲食の問診で患者さんに確認させて頂く主な項目として口渇の有無、実際の水分摂取の量と飲み方、

 

 

 

 

 

 

食欲の有無、実際の食事量と食事の時間、味の好みなどがあります。

 

 

 

 

 

 

今回は口渇と水分摂取について。

 

 

 

 

 

 

口渇とは喉が渇き水分を欲することを言い、口の中が乾燥することではありません。

(口の中の乾燥は口乾です)

 

 

 

 

 

 

口渇がある場合、体内の水分が不足している状態であり、水分自体が少ない場合、熱によって水分が減ってしまっている場合、

 

 

 

 

 

 

もしくは体の一部分で水分の流れが阻害されている場合などが考えられます。

(陰虚、熱証、湿痰、瘀血、陽虚など)

 

 

 

 

 

口渇がありゴクゴク沢山飲め、尚且つ年中冷たい飲み物を欲するようであれば体の状態は熱に傾いている可能性が強まります。

 

 

 

 

 

 

口渇があっても実際には温かい物を欲する場合は体が冷えに傾いていると考えられます。

 

 

 

 

 

 

口渇と実際の水分摂取量や欲する飲み物だけでも体の状態についてこれだけ確認できます。

 

 

 

 

 

患者さんからしたらなぜこんな事を聞くんだと思う事にも大切な意味がありますし、

 

 

 

 

 

患者さん自身の生活状況の見直しにもなります。

 

 

 

 

 

長くなりましたので次回に続く。

 

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

 

今日から3月になり、春を思わせるような暖かい天気になりましたね。

 

 

 

 

前回、嗜睡が起こる中医学的な弁証分類の①と②をお話しました。

 

 

 

 

スタッフブログ

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春の日差し③

 

 

 

 

今回は、その他の分類をみていきます。

 

 

 

~分類~
①湿による嗜睡
②脾虚による嗜睡
③腎陽虚による嗜睡
④腎精不足による嗜睡
⑤陰虚による嗜睡

 

 

 

 

③腎陽虚による嗜睡

腎陽虚による嗜睡は、腰が冷えて痛い・下肢の冷え・寒がる・尿量が少ないあるいは多尿・浮腫・舌質が胖で淡・舌苔が白などの冷えの症状を伴います。

 

 

 

病邪が直接、腎の臓を侵犯するか、大病後・慢性疾患・高齢などで体が虚弱することなどが原因で、陽気が消耗し、陽虚陰盛となり、陽が陰を抑えることができなくなり嗜眠が起こります。

 

 

 

 

④腎精不足による嗜睡

腎精不足による嗜睡では、頭がぼーっとする、思考力が鈍い、仕事を続ける元気がない、体がだるい、耳鳴り、聴力減退などの髄海不足の症状を伴います。

 

 

 

髄海について

院長ブログ 参照

 

 

 

過労、慢性疾患、高齢で体が虚弱などにより腎精が不足して髄海が空虚になり嗜眠が起こります。

 

 

 

⑤陰虚による嗜睡

陰虚による嗜睡では、精神疲労があって眠く、目を閉じるとすぐ眠ってしまい、呼ぶとすぐ目覚める。眠っているようで眠っていなく、目が覚めているようで目が覚めていないなどの症状を伴います。

 

 

 

体力が極度に減退し、体が本能的に体力改善を主に行わなければいけない時の状態とも言えます。

 

 

 

 

陰虚による嗜睡は、陰気不足で心陰が滋養を失い、心神の活動が減弱する為に嗜睡が起こります。

 

 

 

 

続く・・・

 

 

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