東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診について㉕(飲食の問診③)

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

前回の続き、『飲食(味覚)』に関して書いていきます。
 
 
F. 味のバランス(五味) 
 
 
 
五味は『霊枢』(九鍼十二原・五味)、『難経』三十四難に五臓に関係する記載があります。
 
 
味の偏り、五臓のどれが病んでいるか、また過剰摂取する場合は、その五味に関連性の強い臓を傷める可能性があるとされています。
 
 
例:甘味→緊張を緩める作用を持つが過剰摂取により脾を傷めます。 
 
 
 
 
G. 食事の陰陽
 
 
 
寒熱の問題を読み解く有力な裏付けになります。
 
 
陰性のものを嗜好する場合は陰に傾きます。
 
 
陽性のものを嗜好する場合は陽に傾くと考えられます。
 
 
 
H..食事時間
 
 
 
食事の時間が不規則な場合も脾胃を傷めやすいので可能な限り、決まった時間に食事を摂ることが望ましいです。 
 
 
 
I. 食べ方
 
 
 
早食いや丸呑みは脾胃を傷めるため、よく噛んでゆっくり食べることが大切です。
 
 
 
J.飲むもの(冷熱)
 
 
 
1)温飲を好む:寒 
 
2)冷飲を好む:熱 
 
 
 
K.飲みかた 
 
 
 
1)少しずつチビチビ:脾の上昇作用が不足する場合にも津液があげられなくなって口渇します。
 
 
2) 一気にゴクゴク:内熱
 
 
3)潤す程度 :津液停滞
 
 
 
L..水分摂取量 
 
 
 
身体の津液(陰液)量と水液代謝をみます。
 
 
水分摂取量と尿量を比較して、同等なのかどうかを調べます。
 
 
尿量が少ない場合、水腫あるいは湿痰を起こしやすくなる。
 
 
 
M. 酒、タバコ
 
 
 
1)酒:酒の種類によっては中焦に熱(湿熱)を溜めやすいですが、体質に合わせて適量、飲酒することで理気することができるとされています。 
 
 
2)タバコ:湿を乾かし、心神を安定させると考えられています。
 
 
 
N.カフェイン
 
 
 
カフェインは精神を鼓舞しますので、多量に摂取すると精神が高ぶりすぎて肝気を昂らせ、のぼせ・寝られない・イライラするなどの症状を呈します。
 
 
 
 
 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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五感⑤

 

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

朝晩の冷え込みが一層厳しく感じられるようになって参りました。

 

 

 

 

さて今回は、味覚についてです。

 

 

 

 

味覚は前回の記事の嗅覚と協同して、客観的物体の五味に対する感知を一層正確にすることが出来ます。

 

 

 

 

五味は酸・苦・甘・辛・鹹です。

 

 

 

 

味覚と嗅覚の違いは感知する刺激が有形か無形かです。味覚の刺激は必ず液体で、嗅覚は気体です。

 

 

 

 

味覚は舌を通し溶解して初めて感知することができます。

 

 

 

 

舌は感覚器官であり、肺を除く全て経絡を通じて舌と直接関係しています。舌は全ての内臓と関係しています。

 

 

 

 

五臓の中でも、特に心と深く関わります。

 

 

 

 

五味の感知における主導作用は心神が主っています。

 

 

 

 

五味の刺激は必ず心に反映するため、心神が正常であれば正確な判断を得ることができます。

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

 

参考文献

『中医心理学』 主編:王米渠

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

 

 

 

 

 

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