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こんばんは。上村です。
前回の続きを書いていきます。
食べ過ぎについて⑤ 参照
今回は、辛味について書いていきます。
五味と五臓の関係では、肺と密接な関係があると言われています。
辛味には、発汗させ気を巡らせる作用があります。
具体的な食べ物としては、玉ねぎ、しょうが、大根、らっきょう、唐辛子などがあります。
玉ねぎに含まれている、辛味にはアリシンという成分が含まれています。アリシンには、ビタミンB1の吸収を高め、新陳代謝を促進して体力をつける作用を持ちます。
また、胃の消化を助け食欲を増進させる作用があります。さらに発汗作用があり皮膚に毛穴の老廃物を吹き出させ、肌の新陳代謝を促進します。
らっきょうは、発散の力が強く、身体を温めてくれます。気血の流れが悪くなった方や身体を温める作用が弱った方に適します。
胃腸の弱い人や、気血が少なくなっている方には、らっきょうの薬味が強すぎるために、熱がこもりやすくなるので控えたほうがいいと言われています。
続く、、
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こんばんは。上村です。
前回の続きを書いていきます。
食べ過ぎについて④ 参照
今回は、甘味について書いていきます。
五味と五臓の関係では、脾と密接な関係があると言われています。
甘味には、滋補の作用があり、中焦を調和して気・血・津液を生成する働きがあります。
例えば弱った脾を丈夫にしたい場合、五行に従って甘味の物を摂ればいいのですが、摂りすぎてしまうと身体に負担がかかります。
甘味の過食は、胃腸の負担になり食欲不振になったり、気分をいらつかせるとういう神経不安定の悪影響を身体に及ぼします。
また、身体に熱がこもりやすく、余分な水がたまりやすくなります。
食べ物でいうと、かぼちゃやサツマイモなどが当てはまります。
よく言われる人工甘味料は、大量服用で中毒し、様々な症状を発症した例もあるそうなので注意が必要だと思います。
素問六節蔵象論篇には、天食人以五気、地食人以五味。とあります。
四季折々の食べ物にはそれぞれ、その季節に応じた気の作用を有しているので、それらを食すことで人もまたその影響を大いに受けている。生薬が産地やその成長する季節によってその作用の強弱を異にするのは、天地陰陽の影響があると書いています。
その季節の旬の物を、食べるということはとても意味のあることなんですね。
個人的に二月が旬で好きなものに、いちごがあります。いちごには、生津止渇、清肝熱除煩、利尿作用がありますので、自然に感謝して美味しく頂きたいと思っています。
続く、、
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