東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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大暑②

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こんばんは。齋藤です。
 
 
 
前回の続きです。
 
 
 
 
 
 
一昨々日の20日に土用の丑の日を迎えましたが、皆さん鰻は食べましたか?
 
 
 
本日、二十四節気でいう大暑を迎えましたが、暦と食べ物の関係でいうと、実は天ぷらの日でもあるんです。
 
 
 
大暑とは関係ないでしょ?と思われがちですが、実は関係があるそうなんです。
 
 
 
大暑は、1年の中でも、最も気温が高くなる季節とされており、どうしても夏バテを起こしてしまう方も多いと思います。
 
 
 
その予防策として、栄養豊富な天ぷらを食べて、この大暑を乗り切ろうという考えから、天ぷらの日と制定されたそうです。
 
 
 
皆さんご存知でした?
 
 
 
土用の丑の日の鰻よりマイナーですよね。笑
 
 
 
ちなみに、大暑は天ぷらの日、土用の丑の日の鰻、8月29日の焼肉の日で「夏バテ防止三大食べ物記念日」とされているそうです。
 
 
 
また、大暑など夏の暑さを乗り切るために、饂飩、梅干し、鰻などの「う」の字がつく食べ物を食べるとよいとされています。
 
 
 
なぜ、「う」の付くものが良いとされているのか、不明ですが。
 
 
 
こんなに暑い日が続くと、冷たい物を食べ過ぎたり飲み過ぎたりてしまいますよね。
 
 
 
冷たい物の食べ過ぎ、飲み過ぎは胃腸に負担をかけてしまいます。
 
 
 
そのような状態で、天ぷらの様な脂っこいものを食べ過ぎると、余計に胃腸に負担をかけてしまい、体がだるくなったり、お腹をくだしやすくなることもありますので注意してください。 
 
 
 
何事も、中庸が肝心です。
 
 
 
皆さん天ぷらを適度に食べ栄養をつけ、この暑い夏を乗り切りましょう!!
 
 
 
 
 
 
 
 

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こんばんは。齋藤です。
 
 
 
本当に暑い日が続きますね。
 
 
 
7月もあっという間に中盤に差し掛かりました。 
 
 
 
本当に時間が過ぎるのは速いですね。
 
 
 
大暑は12番目の節気で、期間は723日~87日となっております。
 
 
 
「暑気いたりつまりたるゆえんなれば也」と暦便覧にも書かれている通り、最も暑い頃という意味ですが、実際に一番熱くなる時期はもう少し後ですね。
 
 
 
夏の土用の時期で、子供を持つようになると嫌いになる、夏休みが始まるのもこの頃で、空には雲の峰が高々とそびえるようになってきますね。
 
 
 
また、夏の時期に暑中見舞いを出す方も多いと思いますが、暑中見舞いの暑中とは暑い中=大暑(もしくは小暑)という意味で、この時期に出すから暑中見舞いと言うそうです。
 
 
 
それでは、七十二候ではどのように記載されているのでしょうか。
 
 
 
初候:桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
 
 
 
723日頃で、桐の花が実を結び始めます。
 
 
 
桐は箪笥や下駄など暮らしの道具に欠かせないものです。
 
 
 
桐って花を咲かせるんですね。笑
 
 
 
次候:土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
 
 
 
728日頃で、土がじっとりとして蒸し暑くなる頃です。
 
 
 
蒸し暑いことを「溽暑(じょくしょ)」と言います。
 
 
 
地球温暖化って騒がれていますが、大昔も「溽暑」と表現されるくらい、暑かったんですね。
 
 
 
末候:大雨時行(たいうときどきふる)
 
 
 
82日頃で、ときどき大雨が降るようになります。
 
 
 
むくむくと湧き上がる入道雲が夕立を招き、乾いた大地を潤します。
 
 
 
往診で晴れていても、カッパを必ず持っていくようになるのもこの頃ですね笑
 
 
 
表現的にどんどん夏真っ盛りになりそうな表現をされていますが、二十四節気での夏は大暑の15日間で終わり、その後、秋を迎えます。
 
 
 
続く
 
 
 
 
 
 
 

 

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