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こんばんは。齋藤です。
本日は成人の日ですね。
毎年、成人の日は、雪が降る事が多いですが、今年はどうでしょうか?
少し、過ぎてしまいましたが、先週の1月5日に、二十四節気でいう「小寒」を迎えました。
「冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也」と暦便覧に記載されているように、池や川の氷も厚みを増し、寒さが厳しくなる頃です。
この日を「寒の入り」といい、寒さの始まりを意味します。
そして、小寒と大寒を合わせたおよそ1か月を「寒中」「寒の内」といい、寒中見舞いを出す時期とされています。
1月5日から業務を再開しているのですが、その頃から寒さが一層厳しくなった気がしますね。
古人は本当に自然を観察していますね。
それでは、七十二候にはどのように記載されているのでしょうか?
芹乃栄(せりすなわちさかう)
1月5日頃で、芹が盛んに育ち始めます。
春の七草のひとつで、7日の七草粥に入れて食べられます。
七草粥皆さん食べましたか?
水泉動(しみずあたたかをふくむ)
1月10日頃で、地中で凍っていた泉が動き始める頃。
かすかな温かさを愛おしく感じる時期です。
まだまだ空気は冷たく、地上のあらゆるものが凍りつく寒さ厳しい時期ですが、目には見えずとも、地中では陽気が生じ、春に向けて少しずつ動き出しています。
・雉始雊(きじはじめてなく)
1月15日頃で、雉が鳴き始めます。
雄がケーンケーンと甲高い声をあげて求愛します。
雉が鳴いているところを聞いたことが無いのですが、鳴き声を聞いたことありますか?
雉は、地震を予知して鳴くと言われ、古くからその挙動が注目されていたそうです。
足の裏で震動を敏感に察知できるからだそうです。
初耳ですね。
地震を予知してくれるのは、なまずだけではなかったみたいです。
少しずつですが、春に向けて陽気が高まり始めた感じが、七十二候で伝わってきますね。
寒さはまだまだ厳しいですが、体調を崩さないよう、気を付けてください。
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こんばんは。齋藤です。
今年もあとわずかとなってきました。
皆さん、風邪をひかないように注意してください。
2日前の12月22日に、二十四節気で言う「冬至」を迎えました。
「日南の限りを行て日の短きの至りなれば也」と暦便覧に記載されている通り、太陽が最も低い位置にあり、1年で最も夜が長く、昼が短い日です。
太陽の力が一番弱まる日ですが、翌日からは再び強まるということから、運が向いてくるとされています。
また、冬至かぼちゃ、冬至がゆ、柚子湯などで、厄払いや無病息災を願う風習があります。
それでは、七十二候ではどのように記載されているのでしょうか。
乃東生(なつかれくさしょうず)
12月22日頃で、夏枯草が芽を出し始めます。
夏至の「乃東枯」に対応し、うつぼ草を表しています。
生薬にも使用されていますね。
麋角解(さわしかのつのおつる)
12月27日頃で、鹿の角が落ち始めます。
「麋」は大鹿のことで、古い角を落として生え変わります。
鹿の角は「鹿茸(ろくじょう)」といい、漢方として利用されています。
雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)
1月1日頃で、雪の下で麦が芽を出し始めます。
浮き上がった芽を踏む「麦踏み」は日本独特の風習です。
雪がほとんど降らない埼玉県民には全く馴染みのない習慣ですね汗
あと少しで、今年も終わってしまいますが、体調を崩さないように気を付けてください。
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