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こんばんは。齋藤です。
今週より、毎週水曜日は齋藤が担当致します。
前回の続きです。
前回のお話はコチラ。
今回は、労心について書いていきます。
労心とは、頭脳労働の行い過ぎを指します。
疲労というのは、肉体疲労だけではないですね。
現代人は、仕事でPCなどを使用する事が増えたことにより、頭脳労働による疲労を感じる機会が多いと思います。
そのような疲労が溜まっていくと、心・脾の臓の働きに影響し、心脾血虚という状態を招きます。
動悸・健忘・不眠・多夢・腹満・下痢など精神活動や胃腸活動の低下を招き、この状況が続くことにより、腎まで影響を与え、腎陰虚という状態まで発展していきます。
この様な状態を招かない為には、休養はもちろんの事、食事、運動、ストレス発散というのが重要になってきます。
ストレスの発散方法に関しては、人によって様々だと思います。
甘い物や脂物を食べることによりストレスを発散させる人、飲酒をすることによりストレスを発散させる人、運動をして発散させる人、性行為で発散する人など、色々な方法で発散していると思います。
そういった事が過剰になる事によって、体調を崩すきっかけになる場合もあるので、注意が必要です。
参考文献
『基礎中医学』 神戸中医学研究会 (燎原)
『中医病因病機学』 宋 鷲冰 主編 柴﨑 瑛子訳 (東洋学術出版)
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こんばんは。齋藤です。
あっという間に2月になりましたね。
本日は節分で、明日から二十四節気でいう立春です。
まだまだ気温が春には遠い気もしますが、
立春の前後より、気温の上昇と共に、
東洋医学的に、肝は自律神経や感情面のコントロール、
その為、素問の四気調神大論篇には、「春三月、此謂発陳。
春は肝気が盛んになりやすい時期なので、イライラしないで、
春になって活動しないと、陽気が沈んだままだから、
カフェイン類の過剰摂取は、
また、肝気が盛んになることにより、
要は適度に運動し、ストレスをうまく発散して、
当たり前の事なのですが、年齢を重ねるにつれ、
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 東洋学術出版
『内経気象学入門』 緑書房
『初めて読む人のための素問ハンドブック』 医道の日本社
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