東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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睡眠と食欲。②

 


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こんばんは。二神です。(^ー^)v

 

 

本日はあいにくの雨ですね。

 

 

ここ数日は寒暖の差が激しく天候の変化も著しいですので

 

 

体長管理には十分に注意して下さい。

 

 

 

前回は睡眠と食欲について、グレリンとレプチンの関係とそのバランスが

 

 

食欲には重要であるというお話でした。

 

 

前回のブログはこちら

 

睡眠と食欲。

 

 

今回は前回を踏まえた上で、

 

 

「エンドカンナビノイド2-アラキドノイルグリセノール(2-AG)」との関係について

 

 

研究が進んでいるというお話です。

 

 

この名前、長すぎて舌を噛みそうになります。(笑)

 

 

カンナビノイドというのは大麻に含まれる化学物質総称で、このカンナビノイドに

 

 

対して内因性のカンナビノイドがエンドカンナビノイドと言います。

 

 

つまり、脳内マリファナの類似物質です。

 

 

このエンドカンナビノイドの一部に2-AGというものがあり、この物質が

 

 

睡眠と食欲に関係しているとシカゴ大学の研究で明らかになってきているようです。

 

 

実験の方法としては、健康な20代の男女に睡眠不足の状態(4.5時間)と、

 

 

睡眠を十分にとった状態(8.5時間)で4日間生活してもらい、

 

 

血液検査を行いグレリンとレプチンと共に2-AGの血中濃度を調べるというものです。

 

 

結果として2-AGの血中濃度は、睡眠を十分にとった翌日では、

 

 

朝に低く昼食後ピークに達し、その後低下したという結果に対し、

 

 

睡眠不足の翌日では朝の段階で血中濃度が33%も高く、ピークに達する時間も

 

 

90分程遅いという結果になりました。

 

 

また、食欲自体も睡眠を十分にとった翌日よりも、睡眠不足の翌日の方が

 

 

食欲があると被検者自身も回答しており、特に食欲の高まりが顕著だったのは

 

 

2-AGの血中濃度が最高となる昼食後まもなくだったようです。

 

 

この結果から、エンドカンナビノイドという食事がもたらす快楽と

 

 

満足感を増大させると思われる物質の血中濃度は睡眠不足により上昇し、

 

 

結果としてカロリー摂取量も増えてしまうということです。

 

 

医学は長い歴史の中で日々進歩しておりますが、まだまだ、人間の身体には

 

 

謎の部分はたくさんありますね。

 

 

今わかっていることも、実際はほんの一部にすぎないのかもしれません。

 

 

日々、医学が進歩していくように、私も治療者として一歩でも高みに

 

 

近づけるように、日々、切磋琢磨していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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睡眠と食欲。

 


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こんばんは。二神です。(^ー^)v

 

 

最近、落ち着きのない天気が続いています。

 

 

北海道では大雪で飛行機が欠航になったり、車が身動きが取れなくなって

 

 

しまうなど、交通事情にかなりの影響がありました。

 

 

毎年、異常気象という言葉を聞きますが、異常気象ではない年は

 

 

いつか来るのでしょうか。

 

 

 

 

さて、皆さんの睡眠時間はしっかり確保されていますでしょうか。

 

 

睡眠不足はいろいろと体に悪影響を及ぼしますが、

 

 

今回は睡眠と食欲の関係について書いていこうと思います。

 

 

よく睡眠不足の人は体重が増加しやすいというとはよく聞く言葉ですが、

 

 

シカゴ大学の研究によるとそのメカニズムの解明が進んでいるそうです。

 

 

これまでの研究では睡眠時間が少ないとグレリンの量が増えレプチンの量が減る

 

 

ことは結果として証明されており、このグレリンとレプチンは食欲を

 

 

コントロールする上では非常に重要です。

 

 

まずはレプチンとグレリンについて説明しておきましょう。

 

 

レプチンとは、脂肪細胞から分泌されるホルモンで、基本的には食事をした

 

 

後に分泌されます。

 

 

レプチンが分泌されると脳の視床下部にある満腹中枢を刺激され、

 

 

満腹感を感じるようになるわけです。そのため、食欲が抑制されます。

 

 

ちなみにレプチンとはギリシャ語のレプトスという言葉に由来し、

 

 

痩せるという意味を持っています。

 

 

血液中のレプチン濃度を高く保つことが出来れば食欲は押さえる事ができ、

 

 

痩せる事へも繋がるでしょう。

 

 

もうひとつのグレリンとは、胃から分泌されるホルモンで、グレリンが分泌されると

 

 

脳の視床下部にある食欲中枢が刺激され、食欲が増します。

 

 

本来、このホルモンは体内のエネルギーが不足している時に、エネルギーの補充を促すために

 

 

分泌されるホルモンで、必要な時に食欲が増す分には何も問題はありません。

 

 

このグレリンとレプチン、2つのバランスが食欲をコントロールする上では

 

 

非常に重要とされています。

 

 

 

少し長くなってしまったので、これを踏まえた上で

 

 

次回は違った観点から睡眠と食欲の関係について書いていきたいと思います。。

 

 

 

次回に続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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