東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診について②

 

 

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こんばんわ。吉澤です。

 

 

前回に引き続き、問診をテーマにブログを書いていきたいと思います。

 

 

前回は西洋医学と東洋医学(伝統医学)の問診の違いについて簡単に書かせていただきました。

 

 

 

今回は、なぜ問診にここまでの差が出るのかを書いていきます。

 

 

 

西洋医学は、病気に対して唯物論的なアプローチのみを行うことがほとんどです。
 
 
 
 
 
伝統医学は陰陽のアンバランスが、“なぜ”、“どこで”、“どの 程度”、“どのよう に崩れているのか”肉体面も精神面も生命全体を把握しようとします。
 
 
 
 
さらに細かく五臓六腑や十二経絡といったパーツに細分化 して分析しつつ、最後は再び、生命全体に立ち戻る、というアプローチをしていきます。
 
 
 
 
つまり「証」という独自の病態把握をするために問診を行っていきます。
 
 
 
分かり易い例として、病んでいる人聞をに例えてみましょう!
 
 
 
 
その森のなかに 、腐って倒れそうな木があるとします。
 
 
 
 
西洋医学では、 その腐って倒れそうな木のみに注目し、その木“のみ”を治そう、あるいは、伐採しようとします。
 
 
 
 
一方、 伝統医学では、その腐った木にも注目しますが、なぜ、腐っているのかその原因をその森“全体”、森を包む空気全体、森を育んでいる大地にも目を向けます。
 
 
 
 
森全体にその被害が拡大しないように食い止める方法を考え、決して伐採はしません。
 
 
 
 
このように、両医学の根底にある思想原理が全く異なるために、両者は融合することも不可能であり、西洋医学的解釈から伝統医学を解釈応用しようとしても、難しいことがわかります 
 
 
 
 
その為、「問診」においても当然、伝統医学と西洋医学とでは、その内容や目的が異なります。
 
 
 
 
「便は出ていますか?」
 
「下痢ですか?」
 
「便秘していますか?」
 
「食欲はありますか?」
 
 
 
 
などの問診事項は両医学で行ないますが、
 
 
 
「下痢の後、倦怠感が出ますか?」
 
便の臭いはきつかったですか?それとも、無臭でしたか?」
 
「最初は硬くて、後は軟らかめになることが多いですか?」
 
精神的緊張や環境が変わると、便秘あるいは下痢になりますか?」
 
プレッシャーで食欲が落ちますか?逆に過剰になりますか ?」
 
食欲が無くても、何か食べ出すと食べれますか?その時、食べて胃がもたれますか?」
 
 
 
という情報は西洋医学では、なかなか取りません。
 
 
 
 
このように東洋医学では、込み入ったところまで患者に問診することがあります。
 
 
 
 
何故なら、そこに東洋医学ならではの病態把握(病因病理)があるからです。
 

 

次回は問診の歴史についてです。

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

雨模様が多く、ジメジメした日が続いていますね。

今年、関東では6/21に梅雨入りの発表がありましたね。昨日も雨の強い1日となりました。。

 

 

 

 

そして6/21というと二十四節気では夏至です。

 

 

 

今回は夏至についてです。

 

 

 

夏至は一年の中で最も昼が長い日です。

 

 

 

また東洋医学では、陽気が最も強い日とされています。陽気が極まり、陰が初めて生じ始めると言われています。

 

 

 

太陽の高度が1番高く日射も強いです。

 

 

 

日本では、梅雨の真っ只中に夏至を迎えるため、天気は曇っていたり雨が降っていることの方が多いです。

 

 

 

梅雨の養生として、梅雨は湿度が高く、体の水の回りが悪くなり、体に余分な水分が溜まりやすいです。結果的に浮腫みやすくなります。

十分な睡眠で疲れを持ち越さない、胃腸の働きが弱くなりやすいため、冷たいものや油物、甘味の過食は避け、バランスよく食事を摂りたいですね。

 

 

 

また、なかなか難しいですが、出来れば何も考えずぶらぶらと散歩するなど軽く体を動かして、体の気血の巡りをよくする。

 

 

 

入浴で発汗させ、体の余分な水分を発散するとバランスが調います。

 

 

 

この梅雨時期も、疲れを溜め込まず、持ち越さず、毎日健やかに過ごせるようにしていきたいです。

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

参考文献

『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一

『臓腑経絡学』 監修:藤本蓮風

 

 

 

 

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