東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: バランス

随伴症状

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
         ↑↑↑         ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを1日1回クリックにご協力下さい!<m(__)m>

*****************************************************************************************

 

 

 

 

おばんでございます。樫山です。

 

 

 

患者さんが訴える、一番辛い症状、治したい症状を、主訴といいます。

 

 

 

 

当たり前の話ですが、治療をする時にこの主訴を聞く事が一番重要です。

 

 

 

 

「東洋医学は患者の身体全体のバランスを調整するものだ!」と言って、体質的傾向を一生懸命探る事ばかりに目を向けていると、見当違いな治療になる事に繋がります。

 

 

 

 

さらに、主訴に伴ってみられる症状の事を随伴症状と言います。

 

 

 

 

例えば、胃痛が主訴の時にそれに伴って肩こりや頭痛がするという時、肩こりや頭痛が胃痛の随伴症状となります。

 

 

 

 

治療する側は、主訴を取り除く為に主訴がどういう原因で起きているのかを考えていくのですが、この随伴症状を聞く事によって主訴を起こしている原因は何かを考えるヒントにします。

 

 

 

 

ただし、患者さんが自覚している主訴に伴う症状が、治療者側が考え捉える主訴の原因とはかけ離れている事もあります。

 

 

 

 

逆に患者さんが、主訴とは全く関係なく随伴しないけど、他にこんな症状がありますという事もあります。

 

 

 

 

これは主訴と同じ様な時期に発生したり、主訴が出現してから出てきた症状だったり、主訴と同じ様な悪化・緩解要因を呈している場合など、随伴症状と言えなくもなく、診断の大きなヒントになり得ます。

 

 

 

 

患者さんは今一番辛い事に目を向けがちですが、それは当然の事です。

 

 

 

 

ただし、治療する側は冷静になって、患者さんの言う事を鵜呑みにせず、主訴を取り除く為に有益な情報を見つける作業を怠ってはいけません。

 

 

 

 

関連ブログ

↓  ↓  ↓

院長ブログ

 

スタッフブログ

 

 

*****************************************************************************************

 

      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

 

七情の異常15

*****************************************************************************************

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
↑↑↑      ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを1日1回クリックにご協力下さい!
****************************************************************************************

 

 

こんばんは 浅田です

 

 

 

前回の話

 

七情の異常     七情とは

七情の異常2   善怒とは

七情の異常3   肝鬱気滞による善怒

七情の異常4   肝胆火旺による善怒

七情の異常5   肝脾不和による善怒

七情の異常6     善喜とは

七情の異常7   心火による善喜

七情の異常8   心腎不交による善喜

七情の異常9   心肝火旺による善喜

七情の異常10 善憂思とは

七情の異常11 心脾両虚による善憂思

七情の異常12 肺気虚による善憂思

七情の異常13 善悲とは

七情の異常14 臓躁・心肺気虚による善悲

 

参照

 

 

 

今日は善恐について

 

 

 

善恐とは、特別な理由もないのに恐怖感が生じ、ついには精神が不安定になり今にも誰かに捕らえられそうな気分になることをいいます。

 

 

 

ビックリしやすいのは、驚きやすいという意味なので、善恐とは異なります。

 

 

 

 

恐怖の対象は人それぞれ異なり、10人いれば10人恐怖の感じ方が違います。

 

 

 

恐怖の内容としては、

 

 

 

「雷や地震が怖い」

 

「火が怖い」

 

「異性が怖い」

 

「高い所が怖い」

 

「血を見るのが怖い」

 

「注射が怖い」

 

「狭い所が怖い」

 

「人混みが怖い」

 

「人の視線が怖い」

 

「暗い所が怖い」

 

「水が怖い」

 

 

 

などなど、他にも「怖い」と感じる事柄は沢山あります。

 

 

 

精神疾患を抱えた方が恐怖を感じる時は、絶対に危険や脅威がないような状況にも関わらず、これらの事柄に対して異常に反応してしまい、身体や精神に異常が生じてしまうのです。

 

 

 

恐怖感に襲われると実際はそれほどでもない不安や危険に対しても、周囲の人が理解できない程怯えます。

 

 

 

恐怖に襲われている本人は、自分が作り出している過剰な妄想に怯えてしまっていることが多いのです。

 

 

 

「〇〇が起こるかもしれない」という過剰な心配やネガティブな妄想による恐怖感は、身体や内臓のアンバランスが原因である場合があります。

 

 

 

次回からは、どんな体質の人が善恐になるか書いていきます。

 

 

 

続く...

 

 

 

 

関連記事

 

院長ブログ

 

スタッフブログ

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願い致します

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ