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こんにちは 謝敷です
早いもので今日から9月ですね。
真夏の暑さがあっても、立秋を過ぎると、
夕方の虫の声が徐々に秋の声に変わるのを味わうことが、私は昔からとても好きです。
8月下旬からは台風も日本列島めがけて、どんどん生まれては消えていきますね。
各地での被害が少ないことを切に祈りつつ、季節の移り行きに、時の速さを感じ驚くばかりの日々でです。
さて、本日は、慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群の概要についてご紹介致します。
前立腺炎は、世代横断的に見られますが、高齢男性よりも若年男性に多いことが報告されています。
前立腺炎うち、細菌が検出されない前立腺炎を「慢性前立腺炎」や「慢性骨盤痛症候群」と呼び、
前立腺全体の9割を占めるようです。
「炎」と付いていますが、炎症性と非炎症性のサブタイプを有します。
症状としては、頻尿、残尿感、尿意切迫感などの畜尿症状が主体で、排尿症状を呈することもあります。
慢性前立腺炎では、これらに加えて、会陰部や骨盤部に痛みや不快感を生じます。
骨盤痛の強さは、性機能障害とも強く関連し、
その他、過敏性腸症候群や、間質性膀胱炎、慢性疲労症候群、繊維筋痛症等の
多様な症候群と関連することが報告されています。
非細菌性の場合、自己免疫細胞の活性度の上昇や、
中枢神経での痛みの感作との関連、ストレス、精神疾患、
膀胱頸部肥大に伴う排尿協調不全、副腎の異常、
骨盤底筋の機能不全、骨盤心経の圧迫、遺伝素因等が原因として挙げられています。
治療方法としては、薬物療法(漢方含む)やボツリヌス等の他、
鍼灸や、局所の温熱療法、体外衝撃波療法、心理的サポート、前立腺手術などが紹介されています。
次回は、Cochranに記載されている慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群に対する鍼治療についてご紹介します!
(参考文献)
・男性下部尿路症状・前立腺肥大症 診療ガイドライン
https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/27_lower-urinary_prostatic-hyperplasia.pdf
・Cochran Non‐pharmacological interventions for treating chronic prostatitis/chronic pelvic pain syndrome
https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD012551.pub3/full
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こんばんは 謝敷です。
今回はジストニア診療ガイドライン2018において、
治療手段の一つに鍼灸の記載があるため、こちらをご紹介します。
ジストニア、という言葉をご存じですか。
ジストニアとは、意思によらない自分では制御できない運動(不随意運動)の一つで、
比較的長い筋肉の収縮によって生じ、多くの場合で、意志による運動(随意運動)を妨げます。
身体の様々な部分で見られ、症状も様々です。
例えば・・・、
目があけづらい(眼瞼痙攣)
首が曲がってしまう(痙性斜頚)
字が書きづらい(書痙)
声が出しづらい(痙攣性発声障害)
話すときに舌が出てしまう(口舌ジストニア)
食いしばってしまって口が開かない(口顎部ジストニア)
階段を降りるときに足が内側に曲がってしまう(下肢ジストニア)
歩くときに身体が後ろに曲がってしまう(軸性ジストニア)
等が症状としてあるようです。
原因不明の突発性ジストニアが大半を占めますが、
他に、薬物や遺伝性によって生じることがあります。
ストレスや、同一作業の繰り返しなどが誘因となることも報告されています。
治療においては、ボツリヌス療法(ボツリヌストキシンと呼ばれる成分を用いた治療法)や
脳深部刺激療法(脳に電極を入れ、刺激する治療法)などがありますが、
補助療法を組み合わせることもあるようです。
その補助療法の一つとして、鍼灸が紹介されています。
ただガイドライン上では、鍼灸を選択肢として提示した背景となる論文は記載されていません。
次回は、少しジストニアと鍼灸に関する論文をご紹介したいと思います。
(参考文献)
・難病情報センター 遺伝性ジストニア
・国立精神・神経医療研究センター ジストニア
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