東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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瘀血⑪

 

 

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こんばんは、齋藤です。
 
 
 
前回の続きです。
 
 
 
 
前回の話はコチラ
 
 
 
 
今回は、情志内傷が瘀血を形成する原因について、書いていきます。
 
 
 
 
情志内傷の情志とは、いわゆる感情で、内傷とは感情により体を傷つけてしまった状態です。
 
 
 
 
ストレスを感じることによる体調の乱れる考えたほうが、想像がつきやすいでしょうか。
 
 
 
 
この情志が過激になれば、まず気に影響が出ます。
 
 
 
 
気には血を運ぶ働きがあるように、気と血は密接な関係があります。
 
 
 
 
情志内傷により、気滞あるいは気虚になり、更に進行すると、気滞血瘀や気虚血瘀が形成されます。
 
 
 
 
気が停滞する事で、気滞血瘀は発生しますが、気虚になる事により気の推動機能が低下し、それが気滞を発生させ、血瘀を発生させる原因になります。
 
 
 
 
気滞血瘀というと、実ばかりを考えがちですが、どの症状にも虚の側面もあるので、問診などで、しっかりと経過を確認し、虚実をある程度弁える必要があるのではないかと思います。
 
 
 
 
また、情志内傷が発生した、または、長期間そのような状態が続いたという時に、瘀血の所見が出始めていないかを確認することで、より明確に弁える事ができると思います。
 
 
 
 
情志内傷が起きたからと言って、必ず気滞血瘀を発生させているとは限りませんので、症状と一緒に考察する必要があると思います。
 
 
 
 
ストレスを感じない人はいないと思うので、体調管理を考えた時に、ストレスコントロールは非常に重要になってくると思います。
 
 
 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 
 
  
 
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こんばんは!樫部です。

 

 

本日は、前回の続きで「腠理の開闔」について、お話していきたいと思います。

 

前回のお話はこちら

 

 

腠理の開闔(そうりのかいごう)とは、そもそも何のことでしょうか。

 

 

腠理は、皮膚のキメのことを指し、気血津液が流通するための門戸であり、外邪が内部に侵入するのを防ぐ機能をもちます。

 

 

もし、この腠理が軟弱で緻密でないと、外邪が人体に侵入してきて、各種疾患を発症します。(改訂版 中医基本用語辞典 東洋学術出版社)

 

 

開闔とは、開け閉めすることをいいます。

 

 

この腠理の開闔を調節しているのが、気の固摂作用であり、特に衛気が大きく関わります。

 

 

衛気は、脈外の気として、身体の一番表外部を周流して外邪から防衛して、皮毛を温煦しつつ、腠理の開闔を調節しています。

 

 

腠理を開け閉めする理由としては、体内の水(津液)と水(熱)との陰陽バランスを取るために汗として水を排出したり、逆に無汗となって熱が発散されないようにしたりするためです。

 

 

水湿邪などにより水が溢れた場合、その水湿邪を減らそうと身体が働き、発汗します。

 

 

また内熱がきつくなった場合は、津液が蒸されて汗となり、汗を排出する過程で熱を冷まそうとする働きでもあります。

 

 

局所的に気の固摂が低下して、津液が漏れ出てしまい、発汗することがあったり、

 

 

緊張や恐怖など精神的ストレスによって気が鬱して手掌や足底、顔面に気が瞬間的にめぐらなくなることで、津液が漏れ出て、発汗につながるとこがあります。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店

『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

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