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こんばんは 浅田です
前日の話
参照
今回は肝脾不和による善怒について
肝と脾は、肝の気を流す作用と、脾の飲食物を運び消化する作用により、常に助け合いバランスを取り合っています。
肝の気が盛んになったり、脾の機能が弱ると、お互いコントロールすることができなくなり、肝は脾を容易に傷めつけ、肝脾不和の症候が生じます。
脾が弱るのに対して、肝の気が高ぶることで、怒も高ぶりやすくなり「善怒」が生じます。
食欲不振、お腹の張り、みぞおちの不快感、悪心、下痢など、消化器系の症状が出てくるのが特徴です。
ストレスが溜まってイライラしている時に、胃のもたれ感や胃の張りなど胃腸の調子が悪くなる人は多いと思います。
胃の不快感を、「胃がムカムカする、胃がムカつく」という言葉で表現することがありますよね。
イライラしたり、怒った時も、「ムカムカする、ムカつく」という言葉で表現することがあります。
「むかつく(むかづく)」という言葉は、江戸時代から使われていた胃の不快感と怒りを表す言葉です。
当時からも、「苛々する」、「頭にくる」、「立腹」、「癪に障る」など”怒り”を表現する言葉はありましたが、
特に「むかつく(むかづく)」は”胃痛(胃の不快感)が出るくらいの怒り”という意味で使われていたそうです。
まさに肝脾不和の状態を表した言葉であり、怒りと胃腸の不調が密接なのがわかります。
現代は、言葉の真の意味は考えず日常的に使っていますが、
昔は、 どんな言葉で感情を表現したかで、どの臓腑によって「怒」が起こっているのか、ある程度絞れたのではないかと思います。
言葉の語源を調べて、東洋医学的に妄想するのも勉強になって楽しいです。
続く…
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こんばんは 。二神です。(^0^)
アメリカの大統領選挙の開票が始まっていますね。
今回の大統領選挙は、クリントン氏が史上初の女性大統領になるのか、
過激な発言で物議を醸したトランプ氏が大統領の座を掴み、
歴代最高齢の大統領になるのかで、全世界の注目が集まっております。
今後の日本にも、何かと影響が出てくることは間違いない為、
みなさんの注目度も高いのではないでしょうか。
さて、東京もオリンピックの事などで小池都知事もかなり忙しくしているようですが、
そんな中、東京オリンピックまでに受動喫煙を根絶する動きが出てきているようです。
先日、「受動喫煙のない東京オリンピックを」をテーマに第10回日本禁煙学会が
東京都で開かれ、学会内で東京都の医師会会長が
「学会として2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて
受動喫煙防止法の整備を促進させ、飲食店などすべての建物内での禁煙を目標とする。」
と話をしたそうです。
喫煙は身体に害があり、さらに受動喫煙は能動喫煙よりも身体に有害だと言われております。
すぐに表れる症状として、目の痛みやのどの痛み、心拍数の増加などがあり、
長期的な影響としては肺癌、脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化など、様々な影響が考えられます。
上記のようにタバコは科学的に明らかに有害であるにも関わらず、
政治やお金の力で、その有害性があまり問題視されていないところに問題があると、
この学会の中で話もあったようです。
確かにそうだと思います。
このような意見から、今後は財務省に対し、厚労省の受動喫煙防止法案を支持し、
タバコのパッケージに健康警告を表示すること。タバコを一箱1000円以上に
値上げすることを申し入れることを予定しているようです。
また、将来的には禁煙室を撤去し、全面禁煙の方向に改定していくべきだと話しています。
数年前は駅のホームが喫煙者の煙で蔓延していましたが、
現在では、完全に分離され喫煙者の肩身は狭くなるばかりです。
そして今後もさらに促進していくことと思います。
今回の学会では以下の宣言を明らかにしているようなので下記に記載しておきます。
・第10回日本禁煙学会総会宣言
1、東京オリンピック、パラリンピック開催に向け、都民、国民の協力のもと、
受動喫煙防止の法的整備(罰則金、屋内全面禁煙)を必ず実行すべく全力を尽くす。
2、2025年に向け、医療関係団体が連帯して、真の健康寿命延伸の為、
4大死因およびCOPD、そして多くの寝たきりの原因につながるたばこ対策を徹底する。
3、すべての喫煙者に対して懇切丁寧に喫煙の害を説き、禁煙に向けた行動変容を促し、
積極的に禁煙治療を提供する環境整備を図る。
喫煙者には、どんどん肩身の狭い世の中になっていきそうです。
これを機会に、喫煙者の方は少しずつでも禁煙の準備を進めてみてもいいのかもしれません。
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