東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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六淫の外邪⑰

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

オリンピックが始まりましたね。

 

 

 

開会式の日に、国立競技場周辺を自転車で移動していましたが、警察官がいっぱいでした。

 

 

 

交通規制もあり、移動も大変になってきますね。

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

    

これまでのブログはこちらです。

六淫の外邪

六淫の外邪②

六淫の外邪③

六淫の外邪④

六淫の外邪⑤

六淫の外邪⑥

六淫の外邪⑦

六淫の外邪⑧

六淫の外邪⑨

六淫の外邪⑩

六淫の外邪⑪

六淫の外邪⑫ 

六淫の外邪⑬ 

六淫の外邪⑭ 

六淫の外邪⑮ 

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

 

・燥邪は陽邪で、津液・陰血を傷りやすい

 

 

 

燥邪は陽邪であるため、陰分である、血、津液などに影響を与えやすいです。

 

 

 

『素問陰陽応象大論』に、「燥気が盛んであると、乾燥する」と記載されています。

 

 

 

書いて字の如く、乾燥します。(笑)

 

 

 

津液は、生体におけるすべての生理的な水液の総称で、例えば、鼻水、胃液、唾液なども津液で、汗や尿も津液が変化したものになります。

 

 

 

簡単に考えると、身体のあらゆるところを適度に潤してくれるわけです。

 

 

 

その為、燥邪が盛んになると、あらゆるところが乾燥してきます。

 

 

 

長く乾燥した状態が続くと、陰血を消耗していきます。

 

 

 

皆さん、秋の後半位から、ハンドクリームやリップクリームを使用したりしないでしょうか?

 

 

 

前回書きましたが、秋の初め頃は気温が高いため、温燥邪として体に影響を与えることが多く、中盤から後半は、涼燥邪が体に影響を与えることが多くなります。

 

 

 

燥気は口鼻、肌表から入ってくるので、体表を守っている衛気が影響を受けます。

 

 

 

そのうち、温燥邪が肺を犯すと、肺の津液が損傷され、発熱、微悪風寒、頭痛、乏汗症、咽や鼻の乾燥、口喝、舌の乾燥などの症状を呈します。

 

 

 

涼燥邪の場合は、衛気が鬱滞し、津液にも影響を与え、肺の機能低下を引き起こし、発熱、悪寒、頭痛、無汗、鼻づまりなどの症状を呈します。

 

 

   

参考文献

『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)

『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『内経気象学入門』 著:橋本浩一 (緑書房) 

『中医弁証学』著:兵頭明、 柯雪帆 (東洋学術出版)

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

 

 

 

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六淫の外邪②

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は、風邪について書いていこうと思います。

 

 

 

風は春の主気で、春季に最も多く、他の季節においても外感病の重要な病因になっています。

 

 

 

外風、内風とありますが、あくまで六淫の外邪である、外風を中心に書いていきます。

 

 

 

風邪には色々と以下の特徴があります。

 

 

 

①陽邪であり、陽位を犯しやすく、その性は開泄する

 

 

 

風邪は六淫中の他邪に比べ軽揚であり、上に向かい外に向かって昇発する特性を持っています。

 

 

 

人体を上半身と下半身で分けた時、上半身が陽で、下半身が陰になります。

 

 

 

陽邪である風邪は顔や頭などの上部を犯しやすく、身体の内外で考えた時に、外や表面である皮毛や肌肉に症状が出やすいです。

 

 

 

風邪の昇発性、開泄性により、衛気を散らしてしまい、腠理(毛穴や汗腺みたいなもの)の開閉を主る衛気が虚ろになってしまい、腠理が開いて汗が出やすくなり、悪風を感じる様になってしまいます。

 

 

 

その開いた腠理から、風邪が体内に侵入し肺を犯すと、鼻閉・鼻水・咽の痒み・咳嗽などの症状が認められる様になります。

 

 

 

②善く行り数変ず(よくめぐりしばしばへんず)

 

 

 

風邪は陽邪なので、とにかく風の様に動きが激しく、一定部位に留まることはなく、全身に遊走的に動き回り変化も多く、発病が急激で変化も速い特徴があります。

 

 

 

③動を主る

 

 

 

動を主るとは、動揺して定まらないという特徴を示します。

 

 

 

眩暈、振戦、四肢の痙攣などがイメージしやすいでしょうか。

 

 

 

例えば、風邪を引いた際に高熱を出して、痙攣を起こしたりします。

 

 

 

その痙攣も風邪によるものと考えます。

 

 

 

しかし、風邪は外感だけではなく、内傷雑病でも発生することがあり、眩暈、震顫、痙攣などを起こすことがありますので、鑑別が必要になります。

 

 

 

とにかく、動く症状が多いという事です。

 

 

 

参考文献

『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)

『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

 

 

 

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