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こんばんは。齋藤です。
昨日で北京オリンピックが終わってしまいましたね。
見たこともない種目もあり、毎日色々なスポーツを見ることができて、楽しかったです。
それでは今回から、瘀血に関して書いていこうと思います。
CMなどで、瘀血という言葉を聞いたことがあると思いますが、「瘀血」の定義は、血が停滞してできる病理産物です。
これには、出血や血の循環の悪化や内臓での鬱血も含まれ、これらはすべて病気の原因になり得ます。
似たような言葉で「血瘀」という言葉があります。
血瘀とはどういう意味があるのかというと、血液の循環が悪化する、病理変化を指します。
何らかの原因で血液循環が悪くなることで血瘀を発生させ、それが徐々に有形の邪になっていったものを瘀血と言います。
気が停滞して血液の循環障害が起きたものを気滞血瘀といい、逆に瘀血が気の循環を悪化させたものを瘀血気滞と言い、瘀血が熱と合わさったものを瘀熱と言います。
瘀血は色々な原因によって、生み出されます。
その為、瘀血は病理産物であるとともに、発病の要因ともなるものでもあり、疾病を続発させる内部要因とみなすことが出来ます。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
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こんばんは 浅田です
前回までのお話
続いていきます
漢方用語大辞典(創医会学術部主編)という東洋医学、鍼灸、漢方用語の辞典で、瘀血について引いてみました。
瘀血とは、
・血液が体内に瘀滞しているもの
・経脈外に溢出して組織間隙に積存しているもの
・血液の運行が阻害されて経脈内に滞留し、器官内に瘀積しているもの
と記載があります。
瘀血の発生と疾病との関わりについても記載があり、
打撲、閉経、寒が凝し気滞するなど、
ある疾病により二次的に瘀血が発生する場合と、
気機の阻滞・経脈の阻害が起きる、瘀が積して瘕を成す、面色が黒く、皮膚は青紫となり鱗状に乾枯する、局部の固定した刺痛で按ずることを嫌う、紫色の血腫、小腹の硬満、胸脇のつっぱる様な痛み、大便黒色、舌紫暗あるいは瘀点があるなど、
瘀血が停滞した為、様々な疾病が発生する場合がある、
と記載があります。
※ 瘕とは、血の凝滞によって腹中に生じる一種の塊
長期にわたる疾病はほとんど瘀血の要素を含み、なかなか治りにくい疾病は、瘀血を重要視して治療する必要があることも少なくないと述べています。
ここでは、
瘀血は様々な原因により、体内、組織間、経脈内、器官内に停滞し、多くの疾病に関与している事がわかります。
続く…
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