東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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耳内流膿(じないりゅうのう)とは①

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「耳内流膿(じないりゅうのう)」について、お話をしていきたいと思います。
 
 
 
耳内流膿とは、耳内から膿汁が流出することであり、黄色〜緑色で粘稠〜稀薄なものがみられることを指し、いわゆる耳垂れのことをいいます。
 
 
 
『諸病源候論』に初めて「聤(てい)耳」として記載されており、聤(てい)とは、耳から膿などの分泌物が流出することや耳垂れによる分泌物を指します。
 
 
 
歴代の医家は膿の色の違いによって命名しており、『雑病準縄・第八冊』では、「停耳といい、または耳湿というは、常に黄膿を出す。風耳毒にありては、常に紅膿を出す。纏(てん)耳にありては、常に白膿を出す。耳疳にありては、生瘡臭穢す。震耳にありては、耳内虚鳴し、常に清膿を出す」と記載があります。
 
 
 
弁証分類は、主に次の3つです。
 
 
 
1.風熱上擾の耳内流膿
 
2.肝胆湿熱の耳内流膿
 
3.腎陰虚・虚火上炎の耳内流膿
 
 
 
以上です。
 
 
 
肝胆腎の三経に波及しますが、虚実の違いがあり、実証は小児に多く、虚証は成人に多くみられる傾向にあります。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

今週は突然のゲリラ豪雨など、不安定な天気でしたね。

 

 

 

今回は前回に引き続き、夏の養生についてです。

 

 

 

 

二十四節気では今月、小暑、大暑を迎え、暑さも本格的になってきましたね。

 

 

 

この時期を盛夏と言い、暑邪の季節です。

 

 

 

 

高温の気候を暑邪と言い、ここに湿度が高くなると、湿熱邪と表現します。

 

 

 

 

暑邪、湿熱邪に侵されると、身体に内熱が盛んになり、熱中症を発症しやすくなります。

 

 

 

特に、子供と高齢者は熱中症にかかりやすいです。

 

 

 

これは、子供は成長発育途中のため、発汗機能が未熟であること、高齢者は発汗機能の衰えにより、体温調節が上手に出来ないことが原因の一つとして考えられます。

 

 

 

 

予防としては、やはり、冷房をしっかり使用する、外出時間を工夫し、日中ではなく、早朝から夕方の気温がまだ高くならないうちに活動する、水分、塩分、カリウム補給をする。

 

 

 

 

しかし、冷房も温度が低すぎると冷房病と言って、倦怠感、冷え、食欲不振や頭痛、肩こりといった症状が出る場合もあるため、温度設定には注意が必要です。

 

 

 

 

人は低音から高音になるときの適応能力が弱いとされています。

 

 

 

 

電車やお店などで冷房が強く効いているところから外に出ると、具合が悪くなることがありますよね。

 

 

 

 

室内の温度と外気の温度差は身体に負担がかかります。身体が冷え、自律神経の働きが乱れるのです。

 

 

 

 

そのため、室内温度は25〜28度、室内湿度は55%〜65%にsておくことが適切な温湿度とされています。

 

 

 

暑いため、どうしても冷たいものを欲しがちですが、胃腸に負荷をかけず、胃腸を温める働きがある生姜や温かいものを適度に摂取することが大切になってきます。

 

 

 

 

参考文献

『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一

『臓腑経絡学』 監修:藤本蓮風

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医基本用語辞典』監修:高金亮 主編:劉桂平、 孟静岩

 

 

 

 

 

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