東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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似ていると言われ過ぎた植物たち

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日も良いお天気でしたね!

 

 

 

気温も上がり、汗をかきやすくなってきましたので、麦茶の美味しい季節となりました。

 

 

 

また、街路樹の緑もより一層深まり、公園ではクリやシイの木の花が咲いて、独特な香りがするようになってきました。

 

 

 

往診先で、この時期に咲く花のお話をしていたところ、

 

 

 

「牡丹(ボタン)と芍薬(シャクヤク)って似てるよね?結局、どっちがどういう花だっけ?」

 

 

 

という話になりました。

 

 

 

確かに、似ていますし、それぞれの特徴をいざ挙げようとしますと、なかなか難しいものですね(笑)

 

 

 

main_00000000006

 

 

a_00000000006

↑牡丹

 

 

 

 

main_00000000084

 

 

b_00000000084_1

↑芍薬

 

 

 

写真をご覧になっていただけますと分かるように、瞬時に判断するのが難しい気がします…

 

 

 

英語では、牡丹と芍薬は『peony:ピオニー』と表記され、同じものとして扱われてしまっているほどです。

 

 

 

(芍薬は漢方の方剤名に使われている為、名前には馴染みがありますね♪)

 

 

 

ところで!

 

 

 

日本には美しい女性の立ち居振舞いを形容する言葉として、

 

 

 

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

 

 

 

というものがあります。

 

 

 

実は、これらの言葉は、それぞれの植物の特徴を佇まいによって見事に表現しています。

 

 

 

では、なぜ立ち姿と座り姿にたとえられるのでしょうか。

 

 

 

芍薬は、多年草で草に分類されています。

 

 

 

季節になると、地面からスッと伸び、茎の先に花が咲く様子が「立ち姿」に見えるということです。

 

 

 

牡丹はというと、落葉低木で木に分類されますが、

 

 

 

低木の幹から新芽を出し花を咲かせる様子が「座り姿」に見えることから、表現されるようになったそうです。

 

 

 

牡丹と芍薬は、 葉、蕾、香りをよーく吟味すると見分けがつくそうなので、以下まとめてみました。

 

 

 

【牡丹】

●葉の形

葉は薄くツヤがなく大きく広がる葉の先はギザギザした形。

 

●蕾の形

先がとがっている。

 

●香り

品種にもよるが、香りが少ない。

 

 

 

【芍薬】

●葉の形

葉に厚みとありツヤがあり葉の先にギザギザがない。

 

●蕾の形

球体をしている。

 

●香り

甘く薔薇に似た香りがする。

 

 

 

以上が両者の違いと特徴です。

 

 

 

特徴を押さえると、確かに違った植物であることが分かるようになりますね!

 

 

 

それぞれの原産国は中国ですが、現地では牡丹は「花の王」、芍薬は「宰相」と表現されているそうです。

 

 

 

常に比較され、それぞれの持つ美しさを愛されている牡丹と芍薬ですが、

 

 

 

お見掛けされた際、目の前の花が牡丹なのか、それとも芍薬なのか…

 

 

 

試しに目利きをしてみるというのはいかがでしょうか?♪:*

 

 

 

 

 

【参考文献】

薬草500種-栽培から効用まで 誠文堂新光舎

趣味の園芸 NHK出版

広辞苑

LOVEG REEN 公式HP

 

掲載写真:趣味の園芸 NHK出版より

 

 

 

 

 

 

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疫癘③

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こんばんは 浅田です

 

 

 

今回も疫癘の特徴について書いていきます。

 

 

 

これまでのお話

 

 

 

疫癘

疫癘②

 

参照

 

 

 

3、病変の進展が速い

 

 

 

疫癘の邪は毒力が強く、病を引き起こす性質が非常に強い邪気であることは前回書きました。

 

 

 

毒力が非常に強い為、発病すると勢いが猛々しく、急速に身体の表裏内外へと充満します。

 

 

 

病の初期に表裏の症候が同時に現れ、衛気営血の境界がはっきりしません。

 

 

 

今回のコロナウイルスの症例でもあるように、

 

 

 

「昨日まで軽症だったのに、今日急に重篤化して亡くなってしまった」

 

 

 

という風に、

 

 

 

邪気の勢いが強い為、病変の進展が速いというのも疫癘の特徴の内の一つです。

 

 

 

病変の進展が速い疫癘に対しての治療法として、

 

 

 

『舌鑑弁正』には、

 

 

 

「大量の清熱解毒薬を用いて、一気に助ける」

 

 

 

と書いてあります。

 

 

 

刺絡を行う場合は、1時間置きに行うべきとも言われています。

 

 

 

敵が急速に攻めてきているならば、ゆっくり、ちんたら治療している場合でなく、スピーディーに一気に有効打を与えなければならないのです。

 

 

 

治療は、後手後手にならないように。

 

 

 

 

参考文献

『北辰会方式理論篇』

『中医病因病機学』

『現代語訳黄帝内経素問』

『舌鑑弁正訳釈』

『ほくと第41号』

『ほくと第43号』

 

 

 

 

 

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