東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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こんばんは 浅田です

 

 

 

今日は牛肉の東洋医学的効能について書いていきます。

 

 

 

牛肉は、世界各地で生産され、日本では、三重県(松坂)、兵庫県(神戸)、滋賀県(近江)、山形県(米沢)、岩手県(前沢)などが代表的な産地です。

 

 

 

日本で牛を食べる文化は元々ありませんでしたが、明治時代以降、欧米の食文化が流入してきてから、牛肉を食す文化となりました。

 

 

 

牛肉にはこのような性質があります。

 

 

 

薬性

温、甘

 

 

 

帰経

脾、胃

 

 

 

効能

益気補脾、強筋壮腰

 

 

 

胃腸の働きが弱く、食欲不振、軟便、四肢のだるさ、お腹が冷えやすいなどの症状がある人には効果的です。

 

 

 

血を生成して筋肉を滋養し、足腰を強くする効果もあります。

 

 

 

中高生の時、陸上競技の試合前は、足腰のパワーをつけるために牛肉を食べていました。

 

 

 

試合に“勝つ”、という意味で、よく“牛カツ”を作ってもらっていたのを覚えています。

 

 

 

牛肉は温める作用が強い上に、消化に時間がかかる為、元々身体に熱を持っていて、胃の灼熱痛、口渇、口臭などがある人は要注意です。

 

 

 

胃腸の働きを改善する作用がありますが、適量を食べた場合です。

 

 

 

連日過度に食べ過ぎると、結果的に胃腸の働きを弱めてしまう場合があります。

 

 

 

牛肉は美味しいのでついつい沢山食べてしまいますが、程々にしましょう。

 

 

 

参考文献

『東方栄養新書』梁晨千鶴 メディカルユーコン

『薬膳素材辞典』辰巳洋 源草社

『中国伝統医学による食材効能大辞典』山中一男・小池俊治 東洋医学出版社

 

 

 

 

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こんばんは坂口です。

 

 

 

 

前回の続き

 

 

 

 

 

今回は紫蘇について

 

 

 

 

紫蘇は青紫蘇と赤紫蘇がありますが青紫蘇は大葉とも呼ばれていますね。

 

 

 

 

青紫蘇は薬味にしたり天ぷらにしたりと使い道はたくさん、香りも爽やかで万能な食材ですね。

 

 

 

 

赤紫蘇は生で食すことは少ないですが、梅干を漬ける為に必要になります。

 

 

 

 

また乾燥させればふりかけの出来上がりです。

 

 

 

 

丁度今の時期に出回っているのでスーパーに行くと梅と共に売られています。

 

 

 

 

紫蘇はカルシウム、ビタミンC、カロチンが多く、赤紫蘇にはアントシアニンを含みます。

 

 

 

 

東洋医学的には温性に属して辛味を持ち、体を温めて気を巡らすとされます。

 

 

 

 

効能として発表散寒、行気和胃があり、冷えによる風邪だったり胃腸の働きが弱っている方に向いているようです。

 

 

 

 

参考文献

東方栄養新書 メディカルユーコン 梁 晨千鶴

 

 

 

 

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