東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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肉食について⑨

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

肉食について

肉食について②

肉食について③

肉食について④

肉食について⑤

肉食について⑥

肉食について⑦

肉食について⑧

 

 

 

今回は、羊肉を西洋医学的と東洋医学的に見ていきたいと思います。

 

 

 

まずは、西洋医学的から。

 

 

 

羊肉は牛肉などに比べたんぱく質のアミノ酸スコアのバランスがよく、代謝に必要なビタミンB郡、アルギニンや女性が不足しがちな鉄分も豊富といわれています。

 

 

 

ただの鉄分ではなく、吸収しやすいヘム鉄なのがうれしいところで、現代人が不足している亜鉛も補えます。

 

 

 

そして羊肉は何といっても、一時期ブームになった「Lカルニチン」という脂肪を燃焼する酵素がほかのお肉に比べて断然多いようです。

 

 

 

ラムとマトンだとマトンのほうが多く、牛肉の3倍、豚肉の6倍の含有量です。

 

 

 

ただ、当たり前ですが、羊肉を食べれば食べるほど、痩せるわけではないのでそこは注意が必要です。

 

 

 

そしてお肉を食べるときに気になるのがコレステロール。

 

 

 

コレステロール値が高すぎると、血管壁に付着して、血流が悪くなり、生活習慣病の引き金になりかねません。

 

 

 

しかし羊肉にはコレステロール上昇を抑えるパルミチン酸・ステアリン酸、コレステロール値を下げるオレイン酸も含まれています。

 

 

 

羊肉って素晴らしいですね。

 

 

 

女性が喜びそうな成分がいっぱい入っていますね。

 

 

 

しかし、羊肉というとやっぱり気になるのが独特な臭いですね。

 

 

 

羊肉の脂肪が臭みの原因で、マトンは生後1年以上の羊肉の事を言い、脂肪が多くクセも強めです。

 

 

 

ラム肉は生後1年未満の子羊の肉の事を言い、クセが少ないようです。

 

 

 

手間がかかりますが、調理前にきちんと脂身を取り除くことと、ヨーグルト、ワイン、味噌、スパイスなどでクセを抑えられる事ができるそうです。

 

 

 

羊肉を料理したことはありませんが、、、、笑

 

 

 

続く

 

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肉食について⑦

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

肉食について

 

 

 

肉食について②

 

 

 

肉食について③

 

 

 

肉食について④

 

 

 

肉食について⑤

 

 

 

肉食について⑥

 

 

 

今回は、東洋医学的、西洋医学的にみた鶏肉を比べてみたいと思います。

 

 

 

まずは西洋医学的な見解からです。

 

 

 

鶏肉の栄養素の中でも、特に注目したいのがタンパク質です。

 

 

 

タンパク質はみなさんご存知の通り、体に必要な三大栄養素の一つで、筋肉や皮膚、髪、爪、内臓など、体のあらゆる組織をつくるのに欠かせません。

 

 

 

その他にも、ホルモンや酵素、免疫力を高める抗体を作る役割も持っております。

 

 

 

また、タンパク質を構成するアミノ酸の中には、体内では作られない必須アミノ酸があり、鶏肉には多くの必須アミノ酸がバランスよく含まれています。

 

 

 

鶏肉には、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンKなど、数種類のビタミンも豊富に含まれています。

 

 

 

ビタミンとアミノ酸を同時に摂取することで、ビタミンがアミノ酸の働きを助ける効果があるため、アミノ酸の効果・効能もより期待できると言われています。

 

 

 

その他の代表的な効能として、脂肪肝の予防や、美肌効果、疲労回復、悪玉コレステロールの減退などに効能があると言われています。

 

 

 

女性が喜びそうな効能がたくさんありますね。鶏肉はほかの肉と比べると、ヘルシーなイメージがありますからね。

 

 

 

続いて、東洋医学的な見解です。

 

 

 

鶏は、五行でみますと、五畜の「木」に属します。

 

 

 

効能として、人間のエネルギーとなる、気や血を補う「益気養血」や、胃腸を温め胃腸を丈夫にして機能回復をする「温中補脾」、腎の機能を回復して生殖機能を高める「補腎益精」などがあります。

 

 

 

基本的に、消化吸収をよくして、エネルギーの回復を行うという感じです。

 

 

 

病後の衰弱あるいは、疲労が募り、胃腸の働きが鈍って食欲がないとき、気力がなく痩せてしまうような時などは、いいかもしれません。

 

 

 

鶏肉の属性として、寒熱は温性で作用は潤、昇、五味は甘、臓腑は脾と肺です。

 

 

 

  「温性」の為、体を温める作用があり、「潤」の作用があるため、体の水分を潤す作用があり、「昇」の作用があるため、発汗させ寒気(邪気)を追い払うことに役立ちます。

 

 

 

 また、「甘」の為、甘い味で緊張をゆるめ、滋養する作用があります。

 

 

 

 しかし、「温性」の為、体に余分な熱を籠らせやすい性質があります。

 

 

 

なので、身体の冷却水の不足により、熱が溜まってしまっている「肝陽上亢」の方は控えめに。

 

 

 

体に熱が籠りすぎてしまっている時に「昇」の作用のある食材を取りすぎると、籠った熱を上へ上げる恐れがあるため、体に悪影響を与える可能性があります。

 

 

 

また「潤性」であるため、余分な水分を生じやすく、病理産物である痰を形成しやすくないます。

 

 

 

その為、食べすぎで消化不良を起こし、体内に老廃物の溜まってしまっている「食積痰湿」の方は控えめにした方がいいかもしれません。

 

 

 

内臓は豚肉、牛肉と同様、部位により性質や効能などが違います。           

 

 

 

続く

 

 

 

参考文献

東方栄養新書 メディカルユーコン

 

 

 

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