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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
六淫の外邪が、瘀血形成をする話の続きを書きます。
今回は、湿邪!!
湿邪は陰邪です。
人体に侵入した後に、気機の働きを容易に停滞させ、気がめぐらなければ、血行に影響して瘀血を形成します。
血液の流れを川の流れに例えると、正常な状態は、ゴミもなくヘドロもなく、透き通った川の状態です。
それが、湿邪が外から入ってくることにより、川にヘドロやゴミが溜まり流れにくくなります。
この際、ヘドロやゴミが湿邪になるのですが、このような感じで、想像するとわかりやすいでしょうか。
もちろん、もともとの体質的に、飲食の乱れなどがあり、胃腸の働きが悪く湿邪が内生している場合、同気相求という言葉があるように、身体の中の湿邪(内湿邪)と、外界の湿邪(外湿邪)が呼応し、内湿邪の働きが強くなり、脾の更なる機能低下を招く要因になります。
六淫の外邪である湿邪が体内に入り込まないように、体調を整えておくことが重要になってきますが、日常的に暴飲暴食を行わないなど、胃腸の状態を良好に保っておくことが特に重要になってくると思います。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
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こんばんは!樫部です。
本日は、「嗜眠・不眠の病因病機」について、お話していきたいと思います。
嗜睡、嗜臥とは、疲労倦怠感に伴って、昼夜関係なく眠ることをいい、
嗜眠とも呼ばれ、知らぬ間に寝入ってしまう状態を指します。
湿困脾土、脾気虚(脾虚湿困)、腎陽虚、腎精不足などで起こります。
失眠、不寐、不得眠とは、異常な不眠のことをいい、睡眠の病的現象で、常に睡眠が不足することをいいます。
一時的な精神緊張、悩みごと、住居環境の変化、異常な暑さや寒さなどに起こる不眠は含まれない。
また、発熱や疼痛、咳嗽、喘息により二次的に起こる不眠は、それぞれの原因に対して処置する。
西洋医学的な不眠症とは、入眠や安定した睡眠の持続が妨げられることに悩んだり、それが原因となって心神の不調が生じている状態として、単なる不眠とは区別しています。
東洋医学では、『黄帝内経』に「目不瞑」、「不得眠」、「不得臥」、『難行』に「不寐」、『中蔵経』に「無眠」、『外台秘要』に「不眠」、『聖済総録』に「少睡」、『太平恵民和剤局方』に「少寐」、『雑病広要』に「不睡」といった名称が挙げられています。
不眠の病因としては、精神的ストレス、飲食の乱れ、肉体疲労、先天的虚弱、房事過多、久病、年老などが挙げられます。
病機は、実証の場合は、実火(肝火、痰火、心火)による、心神上擾、
虚証の場合は、陰虚火旺による心神上擾、血虚による心神失養、気虚あるいは脾胃のよわりによる心神不安が挙げられます。
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
2013.09.12
2013.11.14
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