東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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冬籠り

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こんばんは 戸倉です

 

 

今週末は強い風が吹き、急激に気温が下がりました。

 

 

今日は1月の寒さという事で、できれば外には出たくないという気候ですね。

 

 

毎年感じる事ですが、日本は四季の変化が激しい為、季節が過ぎてしまうと

 

 

前に季節の気候を忘れてしまう事が多いです。

 

 

今年も冬の寒さにここまで辛かったかなとびっくりしてしまいます。

 

 

季節は「冬」、その中ででも二十四節気の「大雪」、さらに今日からは七十二候の

 

 

「熊蟄穴(くまあなこもる)」になります。

 

 

この時期から熊が冬を乗り越える為、穴に籠る時期とされています。

 

 

現在知られている一般的な四季二十四節気七十二候は、

 

 

江戸時代に成立したものと言われています。

 

 

その時点で「熊は冬に穴に籠る」という事が一般的に広まっていたということです。

 

 

果たして、日本人がいつ頃のこの動物の習性を観察したのか、

 

 

というところにも興味が惹かれます。

 

 

熊が穴の中に籠ると考えると「熊の冬眠」と思っていましたが、

 

 

熊の冬眠は他の動物とちょっと違うようです。熊は冬眠ではなく、

 

 

「冬籠り」や「冬越し」であるという主張が見られました。

 

 

爬虫類などの変温動物の「冬眠」は外気温に合わせて体温を下げ、

 

 

脈や呼吸も殆ど打たず仮死状態になる事です。

 

 

リスのような小型の恒温動物も脈や呼吸を抑え、体温も0℃近くまで低下させ

 

 

休眠状態で過ごすします。

 

 

時々中途覚醒し栄養摂取や排尿、排便を行うこともあるそうですが、

 

 

これもかなり深い眠りになっているようです。

 

 

熊はというと、体温の低下が5℃前後であり、軽い刺激で目覚めてしまう事から

 

 

「冬眠」ではなく、「冬籠り」という主張があるようですが、冬眠の一種だそうです。

 

 

他の哺乳類とは違い中途覚醒はせず、排尿排便は行わないそうです。

 

 

また、メスは冬眠期間中に出産、授乳を行うそうです。

 

 

この出産で相当体力を使うため、春先に穴から出てくるメスは

 

 

かなり衰弱しているようです。

 

 

人間でも冬季に遭難などで冬眠のような状態で発見され、

 

 

後遺症も無く回復した例があるそうですが、

 

 

極限状態における生き物の変化や可能性に驚かされます。

 

 

こういった奇跡的な現象を研究すると、また一つ医療の分野で革命が起きるのかもしれませんね。

 

 

 

 

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こんばんは、坂口です。

 

 

 

二十四節気で処暑を過ぎたのに日中はまだまだ暑さが残っています。

往診中、太陽の日差しを沢山浴びながら、早く涼しくなって欲しいと日々願っています(笑)

処暑について

 

 

 

 

今回は夏の象徴と言っても良い、向日葵について書こうと思います。

 

 

 

 

あれ、今年そういえば向日葵見て無いかも!と、フっと思ったからです(笑)

 

 

 

 

向日葵は原産地が北米で名前の由来は、若い向日葵は太陽の動きにつれてその方向を追うように花が回るといわれたことからだそうです。

 

 

 

 

ご存知の通り綺麗な花なので観賞用として楽しむ他、種を絞りヒマワリ油として利用したり、煎って食用として食べたりできます。

 

 

 

 

また向日葵は生薬にもなります。

 

 

 

ヒマワリの種を向日葵子(コウジツキシ)、種を包んでいる殻を向日葵殻(コウジツキカク)と言います。

 

 

 

 

向日葵子は脾と大腸に作用し出血性の下痢止めとして、向日葵殻は肺、肝に作用し難聴やめまいの薬として使われます。

脾について

大腸について

肺について

肝について

 

 

 

ヒマワリの種はハムスターのご飯だけではなく人にも役立ちますね♪

 

 

 

 

 

 

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